2009年4月22日水曜日

2009年4月20日(月): ジムクレイマー MAD MONEY






今日の株価終値:
Dow Industrials (.DJI) 7,8141.73 ▼289.60 (-3.56%)
NASDAQ Composite (.IXIC) 1,608.21 ▼64.86 (-3.88%)

痛たたた。。。。今日のむごたらしい290ポイントもの下落。3月の底の時からで、最も醜い下落だった。
ブル派がリタイアし、ベアが眠りから覚めたように思った人も居るだろう。

今日売りまくった人々が正しいんだろうか。この動きにパニックすべき時だろうか。

お金を、たいした利息も付かない銀行に預けるべき時だろうか。

これは、相場の回復期に必要な調整なんだ。実際今週の後半で、これからさらに2−3%下がってもおかしくないと思ってる。

でも、その後は我々の友達、ブルがまた戻ってくるだろう。

今はただ単純に、ステーキをたらふく食べた後の、ちょっと一服時だってことさ。
短期の調整に怖くなって、逃げてしまってはだめだ。実際、以前今の株価レベルに居た時と比べて、状況は良くなってるんだよ。

ロングタームで見れば状況は好転している。たとえ今日の下げが非常に恐ろしいもののように見えててもね。

確かに今日は本当に酷い下げだった。しかし、今まで6週間もの上昇が続いたことを、もう忘れちまったのかい。

今回のラリーの状態を計るのに最適な方法は、私が作った株式指数、オバマアカウンタビリティーインデックス(オバマ大統領説明責任指数)を見ることだ。

(訳者注:この指数は、ジムクレイマー自身が考えたもので、オバマ大統領の政策が実行され、国の経済が立て直されることが成功していく場合に上昇すると考えられる6銘柄で構成された独自のインデックスです。組み込み銘柄はBAC, C(この2つは金融の健康度の回復を図る指標として) CAT(インフラが、刺激策通りに実行されていれば恩恵がくる銘柄), GM(オバマの自動車業界を救う方策の動きを計る指標), GE(経済全体がどういう動きになるかを示す指標として), JPM(銀行株が健康であるかどうかの指標として))

1月21日に始めたこのインデックス。最初は100だった。そして、49.9まで下がっていった。あの時には私は率直にこういった「オバマの政策は、富の破壊政策だ」ってね。その後インデックスは大幅に上昇した。

少なくとも政府は理解しだしてきたんだ。ロビンフッドのように、大金持ちから金を奪い、それを市井の人々に減税としてほどこしても、一般の人のリタイアメントにとってより大事な401Kのよりどころとなる株式市場をおろそかにしてては意味がないということにね。

今やオバマ説明責任指数は、低いレベルから、しっかりとラリーしてきた。先週は青信号までついた感じだった。今日はひどく打たれちまったけどね。

株式市場は金持ちだけのゲームじゃなく、一般の人にとっても、リタイアや教育費のためや、生命保険や貯蓄という形で切っても切りはなせないものであるってことを、大統領がきちんと理解してくれたということが、この素晴らしいラリーが始まった理由だと思う。

それと、タックスコードや、寄付の控除等の変更といった、大統領がやろうとしていた反株式市場的な政策の仕切り直しがいい影響をしてるんだと思う。住宅ローンに関する変更も、いい方向に作用してると思う。

これらの政府の力もあって、ダウ6300からの回復が始まったんだ。そして私が思うに、このブルは未だ未完成なんだ。

これは大きな変化なんだ。そして、これはベアにさよならを言うべき印なんだ。

先週末の大統領による、政府が銀行の出資金を株式に変換するというコメントに対してはあまり気にしていない。我々は、銀行に対して政府が介入して欲しくないと思ってるんだ。あのコメントのせいで、オバマ説明責任インデックスは10%も落ちてしまった。今日の下げの、大きな理由の一つだ。そして、もしオバマがもう一度金融業界をバッシングするように戻ってしまったら、大統領には責任を取ってもらわねばならない。

前回オバマを批判した時、多くの避難を受けたけど、でも、その批判を受け止めてくれたようなので、今回も言わせてもらう!

大統領! 注意してください! 注意は必要だけど、でも株式市場に対して、あまり手荒な真似はやめてください!

さて、それ以外に何がボトムの時より良くなっているだろうか。なんで私が、そんなに心配するなって言えるんだろうか。

6週間前に、プロフェッサージャーナリズムコンプレックス=学者さんたちが、銀行は破産状態だから国有化すべきだ、なんて提言を出した。だが、破産状態の会社がどうして市場の予想を大幅に上回る利益を、この決算で出し続けてるんだ?

何が起こってるんだ? 1990年に起こったことと同じさ。銀行の中で、勝ち組と負け組に分かれてきているってことなんだ。

ガイトナーのPPIPに関して、失敗に終わるなんて意見があるが、そんなのはデタラメだ。
信じて欲しいんだが、強欲な機関投資家はみんなこのプランに乗りたがってる。しかし、ほとんどの人はそのことを信じられないんだ。

どこに話を聞いてもベアだらけだ。今のマーケットでは何も買いたくないと言う。だが、ベアが正しいのかい? 俺はそうは思わない。だから今は普通のベア派よりも賢くなるのは簡単だ。

私が父から教わった大事な話をしよう。これは今のあなたにとっても非常に大事な話だからだ。父はビジネスをやっていた。ラッピングペーパーやギフト用の箱だ。そして時々私を倉庫につれていってくれた。あるクリスマスの翌日、倉庫には売れ残った在庫が積まれていた。それを見て私は言った「来年に売ればいいことじゃない」そこで父は、ビジネスにおいてもっとも重要で理解しておかねばならないことを教えてくれた。「超過在庫は悪だ。在庫には金がかかるんだ。銀行からの借り入れがある。返す現金がないんだ」。そして父は、せっかく仕入れた在庫を捨て値で売りさばかねばならなかった。ファイナンスできなかったからだ。クリスマス商品の在庫がはけるまで、バレンタインや母の日用のラッピングも買うことが出来なかったんだ。

この在庫が悪だということは非常に大事なことだが、今、色んな産業で在庫が大幅に調整されている。インテルや、ベストバイや、ノキアが先週アナウンスした内容を見ただろう。自動車業界でさえ。リテールも。

在庫調整が終わったら、オーダーがまた入り始める。今の状況はまさにそういう状況なんだ。銀行でさえ、体力を復活させて貸し出せる状態になってきている。

結論:景気の新たなサイクルが、苦難の中で始まった。そして、いい状況に進んでいる。だから6週間のラリーとなった。そしてそれがこれからもラリーを続けるだろう原動力となっているんだ。もちろんそれは、平坦な道じゃない。時として今日のような酷い下げを見せるだろう。というのは、未だに我々はリセッションの中にある、という現実からだ。しかし、少なくとも市場は、デプレッションが終わったということを織り込んだんだ。ウェルスファーゴのぶっちぎりの決算速報。そしてオバマの反株式市場的な提案が引き戻されたことを受けてね。


視聴者からの質問:
Q: GMが破綻するのは大きな安全保障上の問題だと思うんですが、軍がハマーを買い取ったらいいんじゃないかと思うんですが?
A: 正直、ハマーはきちんと仕事をしてないと思うから、安全保障上の問題とは思っていない。ハマーは別にGMの破綻を心配する理由としてはたいしたものではないよ。

Q: ヴァージニアからです。私は不動産仲介をこっちでやってますが、現在銀行の差し押さえ物件の在庫は80%減少。競売には時には17名の参加があったり、と状況は好転しているように感じます。これは、政府主導の差し押さえの猶予政策がいい影響を与えてるんですか?
A:いや政策の問題じゃなく、実際マーケットが良くなってきてるんだ。フィラデルフィア、フロリダで、過剰在庫がどんどん捌けてきている。国内全体でもだ。ヴァージニアの情報をありがとう。誰もが住宅市場はリカバリーしないと信じ込んでしまっているんだ。政府の政策の問題じゃなく、シンプルに言って、誰も新築を作らなくなったんだ。建築会社はたくさん倒産してしまっている。だから、中古住宅の市場が活況になってきつつあるのさ。

Q: ここしばらくIPOはなかったですが、これからまた出てくる状況となりました。今からのIPO投資に関してのアドバイスを?
A: 今の相場でのIPOはお買い得だ! ロゼッタストーンは買っとくべきだった。マーケットは、個人投資家にもカジノに戻ってきて欲しいと考えてる。だから、スロットの当たり率を上げてる。それがまさに今のIPOだ。 だから、IPOには応募をすべきだ。

ーCM開けー
今日の下落を、天からの授かり物だと思って欲しい。新しい相場のサイクルが生まれようとしてるんだ。そして、相場を乗り切る様々な良いプランがあるんだ。

間違えないで欲しいんだが、我々は未だリセッションの最中にいる。
リーマンの破綻を引き金にした大恐慌の危険性からやっと抜けられただけなんだ。だからこういう調整はあって当たり前だ。

こんな調整の時こそ、買い場として利用しないと行けないんだ。もしこれが本当のブルマーケットになっているとしたら、5%レベルの調整が入るまで待つべきだ。そこで買いを入れる。

まだそのレベルまでの調整じゃない。その調整は明日にでも起こるかもしれないが。

どうして、買いに入るという決断を信用すべきかって? そんな5%もの危険で恐ろしいレベルの調整が入ったとして?

最初に。中国経済に火が突き出したこと。中国のリカバリーで利益を得るためにはいろいろな方法があるが。まずは、FXIを持っておくのもいいだろう。他にも、資源関連。石油は注目だ。中国の経済を支えるためには石油が必要だし、原油相場はかなり下がってるからね。それと、中国の食産業に関係して、ミネラル関係も。また、銅。こちらもどんどん値上がりしている。ドライバルクシッピングもいいだろう。オイルタンカーも、NATなんかいいんじゃないか。

強調しないと行けないが、中国自体も調整は入るだろう。それを逃さないようにして欲しい。

今日の放送は、調整が起こったあとだが。でも、今後も調整のタイミングはあるんだ。だから、気をつけておいて欲しい。

第2。銀行の中に多くの勝ち組が出てきたということ。JPMをお勧めする。GSもだ。
政府は不健全な財政状態の銀行に関しては国有化も考えられるということを言ってるが、私は反対だ。合弁させたり、解体させたり、どうしてもだめなところは潰してしまったらいいんだ。

第3。世界全体でも景気が回復しつつある。GEをお勧めする訳にはいかないが、GE的な会社。世界経済復興で恩恵を受ける会社はどうだろう。例えばEMR。株価が大きく下がって、高配当としても魅力的だ。

我々はデプレッションに突入するフェイズにいるんではなくって、デプレッションから離れていくフェイズにいるということを忘れないようにして欲しい。

第4。住宅市場の回復。だからといって、住宅建築業の株を買うわけじゃないよ。住宅に関連するリテール業だ。SHLD, HD, LOWなんかは回復からいい影響を受ける銘柄だろう。なぜリテールで住宅建築業じゃないかだが、まず、実際不味い状況にある業界だし、再編も進むだろう。そして、資金調達に優先株等を出して苦労していたりするところは絶対買いじゃないってこともある。

ハイテク関連銘柄は未だに旬だ。RIMはホット。APPLはジョブズの問題があるから様子見だが。QCOMは在庫も大幅に減りいい感じだろう。HPQ。インテルはこの業界の食物連鎖の一番最後にいる会社だが、インテルが復調基調にあることから、この銘柄もいいだろう。AMZN。ハイテク関連はエキサイティングだし、ファンドマネージャーが好んで組み込む銘柄でもある。だからミューチャルファンドが市場に大きく入ってくる前に先回りして欲しいんだ。
まず、この業界が一番最初に復活するだろう。だからチェックを怠らないように。調整のボトムを計るのは非常に難しいが、RIMやAAPLの株価の推移を見守れば、ある程度の予測は可能だろう。

この番組の最初からRIMを紹介し、RIMとAAPLの動きには常に注意を払ってきた。RIMは189%アップ。2005年の4月にAAPLを勧めたが、そのときから187%アップしている。この番組はトレーディングのショーだけじゃないんだ。

どうしてもこのラリーが信じられないと恐れおののいてる人には。ヘルスケアのABT。非常にいい数字を出したが、売られ過ぎてる。安全策ならこの銘柄だ。突発的な高配当株の状態になっている。ペプシも忘れないで欲しい。素晴らしい決算だったのにも関わらず、地合のせいで売られている。今日私も買った。市場からこれらの株が見放されてるからといって、企業の実態として成長を続けているという事実から目を背けてはいけないんだ。


視聴者からの質問:
Q: カジノ関連企業のインサイダーアクティビティー(オプション付与等)に関してどう考えればいいですか?
A: カジノ銘柄は外した方がいい。今は売り時だ。

ーCM開けー
今我々がどこに位置しているか分かってるよね。今日のひどい売りにも関わらず、我々はデプレッションからの脱出期にあるんだ。そのデプレッションは、本来な避けられたはずのリーマンの破綻を起点としている。

今まさに相場の新しいサイクルが始まったように見受けられるんだ。そして、さきほどお話しした中国関連やハイテク関連、銀行の勝ち組など、新しい良いストーリーが出てきている。
状況は3月のボトムより確実に良くなっている。個人投資家が安全に投資出来る環境になるためには、様々な良い状況が起こる必要があるんだ。そして、今はまだ安全な状態とは言い切れない。

例えば、ネイキッドでの空売りの規制や、アップティックルールの完全な復活がない今の状態は、まだまだ危険なんだ。

どうやって、相場というプレイングフィールドが、個人投資家にとっても安全なレベルになったかを見るサインだが。まず、本物のアップティックルールが必要だ。ちまたで議論されてる偽物のルールじゃだめなんだ。

(相場を大きく育てるためには)市場が個人投資家にとって安全なものにならないとだめなんだ。機関投資家だけでなく、個人投資家の買いのボリュームが増えないとだめなんだ。

アップティックルールは前の恐慌の時に、機関投資家の無茶による相場の破壊を防ぐために決められたルールだったが、SECが2007年その枷を外してしまった。だが、こう尋ねたい。その後何が起こったんだ。良く考えて欲しい。

SECはちゃんと俺の話を聞いてくれ。アップティックルールを昔の状態に戻すんだ。それと一般の人々のお金を運用している投資信託の人間もこの話を聞いてくれ。俺だけが吠えてたってしょうがない。

クオンツ系。ヘッジファンド。SEC、ETF。これらの人々は、相場のボラティリティーが高く、ショートであれ売買が増えるほどありがたがってる人々だ。そしてそれらの人間が、この大事なルールを決める立場にいるんだ。

そして残念なことに、経済学者達にこの重要性を理解している人が足りてないってことだ。アップティックルール自体が相場に大きな影響は与えない、なんて馬鹿なことを言ってるやつもいる。俺に電話をくれ! 5分でいいから。私がこの問題点をきちんと説明する。信じてくれ!

さて、フィールドが安全になったといえる2つめのサイン。ネイキッドでの空売りの禁止。株を借りずに空売りを出来ないようにすることだ。株が存在しないにも関わらず、その存在しない株を市場に売りつけている。そんな方法が許されるべきじゃないんだ。

普通に考えておかしいだろう。しかし、株式市場では普通じゃない状態になっているんだ。なぜなら、SECは株の取引ボリュームが増えるのが大事なだけだからね。ファンドはボラとボリュームの増大で利益を取りにいける。そして、政府は個人投資家の大事な資産のことなど気にしていないんだ。

どうやってこれらの卑しい行いを止めることが出来るだろうか。どうやれば政府が個人投資家を保護してくれるようになるだろうか。

証券会社に、個人投資家から圧力をかけることも大事だと思う。SHLDは実際きちん対応しようとしてくれてる。本当に正しく実行し続けてくれるなら、いずれ株価が2倍になっても可笑しくないだろう。

政府は単純に、ヘッジファンド等のこのネイキッドショートに関する悪行を、1件だけ暴くだけでいいんだよ。1件だけだ。それが見せしめになるし、悪慣例である証拠になるんだ。

その3。悪行を行ったものが告訴され、きちんと裁きを受けるようになった時だ。そうなれば、市場に対しての安心感と信頼が生まれる。個人投資家が経験した不公平は酷すぎるレベルだ。

結論:これら3つのことがニュースのヘッドラインでで流れたら、市場は大きく好転する。そして、その時は市場という川の水はやっと奇麗になって、飛び込んでも問題ない状態になっていることだろう。しかし、そのことが起こるまでは、私はまだ株を買うより今のボトムで家を買う方がいいと思っているくらいなんだ。


視聴者の質問:
Q: アップティックルールの復活が、長期投資家にとって損だという意見もあります。例えばロングやウルトラロングのETFも、様々なヘッジ手法を使って形作られている商品だから、ルール復活で不利益を被る商品だという意見があるのですが、どうお考えですか?
A: どうしてロングのETFなんて必要だと思うんだい。今回のマーケットの上昇によって、多くの人が利益を得たことだと思うし、ETF無しでも我々はずっとうまくやってこれたと思う。多くの富がマーケットによって生み出されたのに、ETFはどちらかというとゼロサムな動きしか見せてない。ETFはただの商品に成り下がってる。商品自体は価値を生み出さない。株価こそが、富を作り上げていくものだ。私は株に関わってからずっと、株価の上昇を好んで来たし、この番組でもそれこそが私のマントラとなっている。ETF自体は株価の上昇になんら寄与していない。

Q: 財務諸表の中の、営業権、暖簾代について、どう判断すべきですか。
A: 私は営業権の価値について懐疑的だ。確実な資産価値を判断しにくいからだ。会社によっては、資産項目として大きく計上することを躊躇う会社もある。ミスをしたくないからね。

ーCM開けー


Lightning Round:
Q: TXN Texas Instr. 17.93
A: 在庫も減ってるし、今日は半導体が大きくやられていた。基本的には買いたいところだが、ヘッジファンドが狙ってるところもある。私ならカンファレンスコールを聞くまで判断を止めるだろう。

Q: AAI AirTrain Holdings 5.32
A: 売り時だ。52週最高値を先週付けてたしね。航空業界はお勧めしていない。

Q: T AT&T 25.29。私は62歳でリタイア向け投資として、配当重視でこの株を買おうと思うんですがいかがでしょうか。
A: AT&TはiPhone絡みもあるし、今後も伸びが予想される。株価は31ドルレベルでもおかしくない株だ。今の株価は安いし、配当率も良い。非常に良いチョイスだ!

Q: MSFT Microsoft 18.66。1997年から長期でずっと持っています。今売り時ですか?
A: 長期でもってらっしゃるからとか、買値がどうだからで言う訳じゃないよ。私はこの株嫌いだけど、でも今は持っておいていい。トレンドにまだ乗っかってるからだ。だから少なくとも20-22ドルくらいまでにはなってから、売りを考えるべきだろう。今は持ち越しだ。

Q: PCU Southern Copper 19.10
A: 銅はまだまだこれからだ。もちろん今日みたいな下げはまたあると思う。その時恐れて売るのではなく、買いにはいっていい。

Q: JOYG Joy Global 22.68
A: 今はどちらかというとヘッジファンド等でのトレーディングの対象になってるから、10%のアップダウンは当たり前の非常に荒い値動きになってる。個人投資家にはお勧めしない。20ドル以下になって初めて、インベストメントとしての対象としてみれると思う。私はその段階で持っておくことは勧めるが、売ることは推奨しない。

ーCM開けー
MAD MAIL:
Q: 政府の財政刺激策でインフラ関連だと何がいいですか。AECOM Technology(ACM)とURS Corp(URS)ではどちらがいいでしょう。
A: URSは過去の決算があまり芳しくない状態が続いている。ACMの方が上だ!

Q: Permian Basin Royalty Trust (PBT)をつい最近買ったんですが、アニュアルリポートで、6.8年のリザーブがあると書いていました。このリザーブが今後減少していくとして、どの段階で株価に影響を与えるようになるんでしょうか。それと、リザーブが0レベルになるまで持ってたら株価も0になってしまうんですか。
A: この株は最近配当率があがったし、7年のリザーブと発表している。さて、リザーブが5年分を切ったら、株価は大きく下がっていく傾向がある。だから、決算内容を常にチェックし続ける必要があるんだ。

Q: 財務諸表を見るとき、キャッシュフローをどうやって投資の指標としてみるべきなのか教えてください。
A: 私の本を見て欲しいんだが、この項目はちょっと簡単には説明出来ないので、いずれきちんと時間をとってこの番組で特集するようにする。

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