2009年4月14日火曜日

2009年4月13日(月): ジムクレイマー MAD MONEY




今日の株価終値:
Dow Industrials (.DJI) 8057.81 ▼25.57 (-0.31%)
NASDAQ Composite (.IXIC) 1,653.31 △2.17 (+0.13%)


投資のコーチとして、時にはあなたたちを守る必要がある。それは、ウォールストリートからだけでなく、インチキで、型にはまったお題目からもだ。それは、あなたの友達や、学者達からだったりする。彼らは自分たちが物事をあなた以上に分かってるような素振りをしてこう言う。

「個別の株を買うべきじゃない。市場は効率的で誰も勝てないのだから、インデックス投資すべきだ」ってね。

そんな型にはまったお題目を信じてしまっては、他人の餌食になってしまうだけだ。

なぜか、自分の人生の責任を負うべきその人が、お金に関しての決断を他人にゆだねてしまったりする。お金の管理は、エキスパートに任せる、もしくはインデックスファンドに。

そのエキスパートと呼ばれる人々が、この相場でぼろぼろになってるのを見ているだろう。

前々から言って来てるし今日もまた言うけれど、あなたのお金のことを一番真剣に考えることが出来る人はあなた自身しかいない。

あなたのファンドマネージャーやブローカーは、あなたのお金の一部をかすめることを考えてる。

だからこそ、一般的な『個別株は危険だし、お金を失う人間のやることだ』っていう一般常識は、ウォールストリートの人々にとって都合のいいことなんだ。

ファンドだって、手数料の低いものはある。でも、彼らが欲しいのはあなたからの手数料なんだ。

それが彼らの仕事だからだ。でも、私はあなた自身で出来ることだと思っている。私は別にあなたのお金を必要としていないし、手数料をもらおうともしていない。

今は、自分自身が自分のお金の運用マネージャーになるのには最適な時だ。

株の売買手数料は過去に例がないほど低く、情報がこれほど早く、簡単に、しかもこんなに安く(時には無料で)手に入る時代になったのだから。

例えば、JP Morgan氏の時代と比べてみよう。彼が一生かかって得られる情報量が、ほんの一瞬でウェブサイトから得られることだろう。

この金融危機の経験を通して考えてみよう。昔から言われていることとして、

1. どんなときでも、株を持っておくべきだ。
2. 個別を持つのは危険だからインデックスファンドにお金をいれるべきだ。

というのがあるが、これはどちらも馬鹿げた話だ。
1番目に関しては、この金融危機の下落相場が、間違いを完璧に証明してくれている。
2番目に関してだが、確かに、時間がなかったり、銘柄選択に興味を持たないような人にとって、インデックスファンドは大きな意味を持つ商品が、だからといって、インデックスファンドが個人投資家にとっての唯一の方法な訳ではないんだ。

学者さんの中には、(この番組のような)TVの投資番組を見るのは間違いだというのもいる。「TVの情報にコントロールされてしまう」という。「プロの投資家じゃない人間には対処出来ない」と。そして、俺のような人間が、個人投資家を危険な行為に向かわせてるんだ、と。

こういうことを言ってる人は大抵株式投資を知らない人々だ。

本当にマーケットで利益をあげてる人間は、普通はコメンテーターなんかにならない。私は相場マニアだからちょっと変わってるが、それでも過去にヘッジファンドを立ち上げ大儲けをした実績がある。そういう本当に実績のある人は、ほとんどが、カジュアルオブザーバーで、わざわざでしゃばって自分をエキスパートだなんて言わないもんだ。

確かに、株式のコメンテーターなんて、誰でもなろうと思えばなれる仕事なんだ。誰もが株のことはどういうものかは知ってるからね(儲けた訳でなくても)。

インデックスファンドは、誰も相場の上下のタイミングなんかは読み取ることが出来ないという前提になりたっている。
しかし、実際問題、ファンドでなく個別投資をやっている個人投資家は、私が売り時だと言った時に手仕舞うことが出来てたなら、大きな利益を得ることが出来ていたはずだ。

例えば、2008年9月8日ダウが11300のとき。または、2008年の10月6日ダウ10000が切ったときに、私自身のキャリアを掛けて、撤退宣言をした時。そしてそれは正しかった。

インデックスファンドの場合は、インデックスを打ち負かすことが出来ないという前提にたってるから、マーケットのタイミングを計ること自体を放棄している。

でも、実際それは可能なんだ。私の過去の経験からも言える。

インデックスファンドの成り立ちは、個人投資家のパフォーマンスから考えられてきたものではなく、多くのプロのミューチャルファンドマネージャーがインデックスを打ち破れていないという現実から逆算されて開発されて来たものなんだということを知っておいて欲しい。

アクティブファンドのプロがほとんどの場合コンスタントにインデックスを打ち破り続けられない場合が多いということは私も同意する。

だから、そんなプロに預けるよりも、インデックスファンドで充分じゃないか、という議論は理解出来る。

実際、アクティブファンドは、俺に言わせれば最悪の投資手法だと思う。
そして私がそう思う理由はあまり知られていないことだ。

皆さんは、プロが運営するんだから、相場が悪い時はキャッシュポジションに逃げることをタイミング良くやってくれるんだろう、と思うかもしれないが。でもそれは正しくない。

プロの場合、競争相手の他のファンドに負ける訳にはいかない。この場合重要なのは、実質パフォーマンス自体ではなく、競争自体に負けられないということだ。

そして、周りのミューチャルファンドがどんな状況でも株を保持してるため、競争相手としては、相場のちょっとした反発等を逃してしまうというミスをおかしたくないんだ。そんなことをしたらすぐ首になってしまうからね。だから、同じように常に株をかかえた状態になってしまうんだ。

マーケットが落ちても、他のファンドも同じように落としているのだから、だからどうってことなのさ。

彼らには、キャッシュポジションに避難するという行動をとる動機付けがないんだ。余りに多くのファンドマネージャーは、相場の下落に対するセイフティーを取るということにたいする意識が欠落してしまっている。

彼らがあなたのお金を、彼らが自分自身のお金を扱うような形でちゃんと守ってくれるなんて考えては行けない。彼らが自分自身のお金をファンドに突っ込んでると思うかい。そういうこともあるかもしれないけどね。

ファンドの連中は、常に投資をし続けようと思ってない投資家なら始めからミューチャルファンドを買う訳が無い、という言い訳で合理化しようとする。

実際は、彼らに助けを求めて投資家は投資しているっていうのに、だ。

で、ほんとのところ、インデックスファンドの方がましさ。だって、インデックスに自動連動だから、アカの他人があれこれ手を出してる訳じゃないからね。

でもインデックスファンドに投資して、市場には勝てない、なんて白旗を揚げるのには、承服しかねる。

どうして自分でやってみないんだい?

最初に、我々は投資を楽しいものとして欲しいと思ってこの番組をやってる。
投資を楽しむことは罪じゃないんだ。楽しむなんてどういうことだ、という人々もいるけど。でもあなたは分かってくれてると思う。実際この番組を今見ていてくれてるのだから。

我々はあなたに、自分の資産を自分自身でコントロール出来るようになって欲しいと願っている。

ほとんどの人は、2008年1月からの暴落を逃れられなかったけれど、ちゃんと逃げれた人もいるんだ。もしちゃんと見ていてくれたら出来たと思う。

自分自身でちゃんと管理をしていたら、きちんと逃げた人の中に入っていただろう。自慢する訳じゃないけど、私の言うことを聞いてくれてたら、きちんと売れてたと思うんだ。

そして株価が充分下がった後で、また買い戻って来れたと思う。

機関投資家には確かにアドバンテージがあるけれど。でも、あなたにもアドバンテージはある。個人投資家は機敏な動きをすることが出来る。10億単位の運用は、数十万から数千万単位の運用に比べてかなり難しいものだ。

プロの投資家の間の政治的な力関係や、税務の処理に関して、個人投資家はもっと楽に動き回ることが出来る。

だから、適切な銘柄を、きちんとしたタイミングで売買すれば、機関投資家にくらべてちっぽけな存在の個人投資家のあなたも ー私も元々そこからスタートしたー 機関投資家を出し抜くことが出来るはずだ。だから私について来て欲しい。そうすれば、出来うる限りの最高のアドバイスをしていくつもりだ。


視聴者からの質問:
Q: 買値から倍になりました。どうすればいいでしょうか。
A: 私はいつもこういっている。ブルもベアも同じように儲ける可能性があるが、ピッグになってはい行けない、と。利益を確定することはいいことなんだ。利益を実現化したことを、誰も残念には思わないはずだからね。

Q: あなたの本を読んで、投資を今から始めるんですが、元手が大してありません。まずは練習用のペーパー口座で練習をすべきなのか、それとも実際にお金を掛けた投資じゃないと、本当の意味での投資の訓練にはならないとお考えか、どちらですか?
A: 練習用のペーパー口座で取引自体になれて行くことは重要だ。私自身その考え方を気に入ってるし、そちらをお勧めする。最初は怖いものかも知れないが、この番組を見て、ホームワークをこなしながら慣れて行って欲しい。

私はあなた方により良い投資家に成って欲しいと思ってる。そのための近道は、私自身が犯したようなのと同じ過ちをしないことだ。

私はたくさんミスをしてきた。だからルールを作った。楽しいルールではないが、実用的なんだ。



信ようとする気持ちに従って規律を曲げるとそこには大きな落とし穴が待っている。時には利益をきちんと確定して行くことが重要なんだ。

だから、長期に渡って良い投資家でありたいと思うなら、規律がとても重要なんだ。

なぜかって?

規律に従っていたら、今回の下げ相場の始めに、利益損益を確定して逃げ切ることができていたかもしれないんだ。

多くの人が、確信や信念がもっとも重要だと言うし、今まで機能して来たんだ、とも言った。しかしそれだけに従うことは、大きな富を失うこととなった。

規律は、定められたルールに従うことから産まれる。

こんなことを言う人がいる。ジムはトレーダーだし『MAD MONEY』はトレーダーのためのショーだ。ジムは危なっかしいトレードを人々に勧めている、などなど、ね。

本当のところは、この番組は、投資についての番組であって、トレードの番組ではない。何ヶ月も、あるいは何年もに渡ってあなたを金持ちにしてくれるような株式投資のお話だ。

しかし、時にはその株を売らないと行けない時もあるんだ。だから、どのように売るべきかってことも学ばなければならない。

株式を売るということにたいして悪いイメージを持つ人がいるが、投資の場合であっても売りの局面は出てくる。

私はここでプロに対してアドバイスしてる訳ではない。彼らは私の助けを必要としていないしね。私はあなたを助けるためにここにいるんだ。

第一回目の放送で言ったことを覚えてるかい。この投資って言う仕事は、時間がなく興味のない人には余りに難しいってね。自分できちんと管理することが出来ない人はインデックスファンドを買ってればいいんだよ。

でも時間があって、この番組を見てくれてるんだから、あなたはきっとインデックスファンド以上の成績を上げることが出来るだろう。

ルール1:インベストメント=投資をトレード=投機に変えてしまわないこと
どういう意味かって? まずは言葉の定義をしよう。
トレードは、株式をある特定のイベントやきっかけによって買うことだ。短期の値動きに掛けて、実際にその動きが起ったときに売る。
インベストメントは全く違う。その会社の長期の見込み、将来の高い成長を予想し、それに掛けることだ。ただ、バイアンドホールドとは違う。それは馬鹿げている。私はバイアンドホームワークだと言っている。その銘柄に週1時間を割くんだ。将来の成長を予想しているからといって、短期の利益を求めてる訳ではない。

インベストメントをトレードに変える、とはどういうことかというと、将来の高い成長に掛けた株が、目先で少し利益が乗ったからといって簡単に短期で売り抜けてしまうことだ。

折角長期の将来を自分なりに見込むことができ、相場で予想通りの動きが始まったのに、トレードに変えてしまったら、その時は少しの利益を生むかもしれないが、あなたが本来描いていた長期に渡る成長の果実を得ることは出来なくなってしまうのだから。

私の失敗例をお教えしよう。
AAPL, Appleだ。2004年に一番下の子がiPodを誕生日に欲しいと言った。だが、不思議だったのは、娘には既にiPodを買ってあげてて、まだちゃんと持ってたということなんだ。娘は、この前の青も好きだけど、どうしてもピンク色が欲しいと言った。そして娘がこういった。「お父さん、ジュエリーみたいなものよ。私が一個既に持ってるからといって、他のをかっちゃいけないってことじゃないでしょ!」その時気づいたんだ。iPodはただのMP3プレーヤーじゃなく、ファッションアイテムと化して来てるんだ、と。人が色んな色のシャツを買うように、iPodにも、同じ人が複数買うという行為が出ていた。まさにインベストメントにふさわしいアイデアを得た瞬間だった。

その後アップルに関する多くのリサーチに目を通したが、誰も私の得たポイントで語るものは居なかった。それどころか、これだけ市場に広まってしまったからもう頭打ちで成長の余地はない、なんてものもあった。アナリストの目には、複数のiPodを購入するカスタマー層のことなど全く見えていなかったのだから。

いよいよ確信を得た私はAAPLが26ドルのときに買いまくった。そして株価は5倍になったことは皆さんの知ってる通りだ。

ここで私の失敗だ。株を買ってすぐに、株価は急上昇した。5ドルの上昇で、私は全て売ってしまった。インベストメントのテーマをきちんと持って投資したはずだったのに、目先の値動きにまかせてトレードに変えてしまったってことなのさ。

その後の上昇を見て私は悔やんだが、それでもこれもレッスンのひとつなんだ。

インベストメントとしての株を探し出し、そのストーリーが現実のものとなったときは、勇気を出して粘り続けなければ成らないんだ。お手軽な5ドルの上昇なんかで売ってしまってはだめだったんだ。

インベストメントとしての株の場合、ストーリーが続いて行く限り、株価は上を目指して行くものなんだから。

Q: 配当についてお聞きしたいんですが。配当は全て同じ株に再投資すべきなんですか。それとも別のアカウントに移して、集まったお金で別の株式を買うべきですか。
A: 配当は常に同一の株に再投資する方がいい。それこそが複利の力を生み出すんだから。但し、配当額が下がったり、会社の状況が変わるといったことがホームワークで見つかったら、変更の余地はある、が、基本は同じ会社に再投資して複利で回して行くことが、大きくお金を増やす秘訣だ。

Q: デリバリティブやプット、コールっていうのはどういうものなんですか?
A: デリバティブは株式とは違った手段で、インデックスや個別の株の値動きに対してトレードするもので、プットやコールはデリバティブの一種と言える。プットやコールについてより詳しく知りたい場合は私の著書を読んでください。このショーでは扱わない。というのは、リスクを大きく伴うものだからだ。

とにかく、インベストメントをトレードにしないこと!

そして同様に、トレードをインベストメントにしてはならない!

ーCM開けー
相場で利益をあげる前に、損失を防ぐ方法を身につけるべきだ。
よくあるミステイクに10ドル以下の安い投機的な株に突っ込むってのもある。
10ドル以下の株は魅力的に見えるかもしれない。私はそのような株を買う行為に対して異を唱える訳ではないし、実際、私自身、そのような投機的な株をポートフォリオの一部に入れるべきということを説いて来た。私ぐらいなものだ、こんなことを言うのは。バランスの良いポートフォリオの中には、このような投機的な株も含まれていてよい。実際、これらの株の存在が、ゲームに参加し観察を続ける楽しみを与えてくれるだろう。
しかし、長期に渡った投資の中では、これらの銘柄には特に注意が必要だ。だからルールを作っている。

10ドルを切る安値の株は、あなたの投資額を全て失わさせる可能性のあるものであることを、常に頭に置いておくこと!

例えば、Citigroupが10ドルを切ったところで買いに入った人はどうなっただろうか。ショート筋はこの手の株について良くわかっているんだ。

私がこの手の投機で最も損を出した時の話をしよう。10万ドルの損だ。チャリティー用口座内で運用している中で損を出してしまった。その株はチャーターコミニケーションだ。私はこの株が4ドルの時買いに入った。しかし、このとき私がホームワークして来たプロセスは間違っていた。歪んでしまっていたんだ。それはやはり、株価自体の安さにバイアスが掛かっていたからなんだ。

その後株価はどんどん下がり、2ドルの段階で損切りをした。そして、その損を取り戻すのに18ヶ月も掛かった。

4ドルと低い値段で、これ以上下がらないと感じてたが、簡単に2ドルになった。50%のロスだ。そしてこのロスは、例えば40ドルの株が20ドルになることと何ら変わりはないんだ。価格の安さだけに迷わされては行けない。

株価が決まるのは プライス(株価)=アーニングス(一株利益)xマルチプル(PER)なんだ。

例え一桁台の株であっても、この決まりは普遍のものだ。だから、投資の判断を下す際には必ずこれらの情報を確認しなければならない。

それらの株は財務に大きな問題を抱えているからこそ、低い価格になっているからだ。財務的にも、業績的にも上手くやってる企業の株は、一桁なんかにならない。

だから、これらの株を買う正当な理由付けが見つからず、価格の低さのみに気を引かれている状態なだけなんだったら、投機としても、全てのお金を失う可能性があるものになるかもしrない、ということを良く覚えておいて欲しい。







視聴者からの質問:
Q: 投資を始めるんですが、元手があまりありません。単価の低い株を買って行くという戦略でかまわないでしょうか?
A: 単価の低い株でもちろんかまわないし、一つの株に集中するよりは、少なくとも5つのセクターで、それぞれ1種類ずつに分散すべきだ。ヘルスケア、通信関係、ディフェンス、ハイテク、そして投機にそれぞれ投資しよう。そして、10ドル以下の株に投資する際は、充分注意を払って欲しい。

以前にも、そしてつい先ほども言ったけれど、私は多くのミスをして来た。
ハイテク業界に関して起こりやすいミスがあり、私はこのルールを作った。

「その会社の製品を好きになったとしても、株まで盲目的に好きになるな」

私自身、Citrix Systemの製品をとても気に入り、実際に購入したところ、非常に使い心地のいいものだったため、その会社の株を43ドルで買った。しかし、その後会社はセールスの伸び率が減ったことを発表。株価は大きく下がった。というのは、私は、ブームの最後にやってきた客だったからだ。もう既に多くの人がその商品を知り、購入してしまっていたってわけさ。

テックサイクルは短い。ほとんどの商品は3年でピークを過ぎる。そして株価もそれに合わせて下がってしまう。他の新しい商品で新しい市場を開拓しない限りね。

私の気に入ってた商品も、実は市場に出て3年が経過していたんだ。結局私はこの株を10ドル下の価格で売ることになってしまった。

製品が悪い訳じゃなかった。製品自体は、私が最初に感じたように素晴らしいものだった。ただ、遅すぎたんだ。私が知ったときには既に古いものとなっていたからだ。

アナリストのリポートで、新製品のブームという話が出てくることもあるが、それも自分で必ずチェックしよう。場合によっては、アナリストが知る前に既にその商品のブームは始まってしまっていたのかもしれないからだ。それを知らずに株に飛び乗ると、崖下までそのまま連れて行かれてしまうかもしれない。

つまり、製品が素晴らしいからといって、その株価が素晴らしいものになるとは限らないんだ。あなたがその製品を知ったとき、既に多くの人が知ってしまっているかもしれない。


リタイアメント、401K、IRA。
タックスベネフィットについて。日本人には関係ないんで省略します。

但し、REITsとRoyality Trust (エネルギー関連=石油、ガス、石炭などの関連。パイプラインなど)は、配当課税に他の株式等と比べてベネフィットがあるので、リタイア用ポートフォリオ構築に関しては、これらを強く勧めています。これらは、利益の95%をシェアホルダーに分配するとコーポレートタックスを政府に払わなくていいため、高配当(特にRoyality Trust。通常10%-12%の配当)でいいということです。但し、REITsの選定には気をつけるべきとのことで、大きな負債を抱えてないものを選ぶよう勧めていました。

また、REITsも単純に不動産というだけでなく、医療関係に特化したものや、森林に特化したものが色々あるので、確認して欲しいとのことでした。

そして、401K等で、タックス繰り延べの中で、複利の力を充分使うのがいい、とのことでした。


視聴者からの質問:
Q: リタイアメントで、ゴールドや金採掘関係を考えてるけど何がいいですか?
A: GOD

----------------------------------------------------------------------
この記事がお役に立ちましたら、ぜひランキングにご協力下さい!

人気ブログランキングへ  にほんブログ村 株ブログへ

0 件のコメント:

コメントを投稿