2009年5月7日木曜日

2009年5月6日(水): ジムクレイマー MAD MONEY




今日の株価終値:
Dow Industrials (.DJI) 8,512.28 △101.63 (+1.21%) Volume 454M
NASDAQ Composite (.IXIC) 1,759.10 △4.97 (+0.28%) Volume 2,147M

この2ヶ月私が言ってたことの完璧な証拠が出てきた。傷ついた銀行業界の修復がなされたんだ。銀行は国有化される訳でなく、連携されていくということがね。

ストレステストに関する様々なリークがベア派を喜ばせたものだったが今日の市場は見事にそれをたたき落とした。昨日の、上昇トレンドに反するディフェンシブな値動きから変わって、今日は見事に金融、オイル、ハイテク銘柄に資金が流れ、ダウも上昇した。

燃料が追加されたんだ。

今回の上昇相場は、見事にブル相場だ。ベア相場の上昇局面と言うべきレベルでは全くない。

この上昇は事実に基づいた上昇だったんだ。様々なネガティブな意見があるにも関わらずね。

大きな上昇は実際既に起こったんだ。だから、まるで相場の上昇などが幻想だとか、起こりえないというように、懐疑的に見たりするより、祝福すべきことだと思う。

そして、ベア派は相場は崩れるというが、まだこの上昇相場は終わってない。なぜなら、ベア派はこのラリーの最中ずっとネガティブなままで今もそうだからだ。だが彼らは一般投資家を怖がらせて、儲けの機会を失わせてきてる。

今日起こったことは、銀行が潰れるか国有化されるかも知れないというリスクが、はっきりと回避されたということだ。

確かに資本増強が必要なところもあるが、不確定要素は去った。後は基本にのっとって、業績の良否による判断をすることが可能な環境に戻ったということなんだ。

私は3月からそのことを言ってきたが今日はその証拠がきちんと示された日だと思う。

ガイトナーのやり方は上手かったと思う。市場に情報をリークし、多少怖がらせもしたが、ふたを開ければBACやWFCの増資も上手くいって、市場は好感を見せてる。

柔軟性は相場で儲ける大事な要素だが、コメンテーターにとっては、意見の一貫性の方が大事なんだろう。

私自身も昔意見を換えることがなかなか出来なくて大きな損を出したことがあった。そこから大事なことを理解したんだ。他人に非難されようと、利益を得ることが大事なことで意見の一貫性は重要ではなく、市場の状況に合わせて考えを変える時が必要だということをね。

結論:銀行セクターに関するシステマティックなリスクは回避された。政府がバックアップしている。これは実際に起こったことで、意見なんかじゃなく事実だ。だから、ベア派が銀行セクターに対してのネガティブなことを言い続けても聞く耳を持っては行けない。彼らは意見の一貫性を求めているが、正しくあることを求めては居ない。私の辞書には、相場の状況を正しく判断することのみが正解だ。そして、その正しさとは、利益を得られているかどうか、という事実からくるものなんだ。そして株式投資のゲームは、利益を出すことこそがすべてのゲームなんだ。

視聴者からの質問:
Q: NASDAQの先物と現物の価格差が非常に大きく感じるんですが、先物をやってる人は何か別の情報を持ってるんですか?
A: 彼らが特別何かを知っている訳ではないし、価格差が大きいとも思わない。あくまで先物だからね。


ーCM開けー
CEOインタビュー:


ARG Airgas 42.97

私はAirgasに関して、一度ならず二度も判断を誤った。エアガスは私の好きな銘柄の一つだったんだが。去年5月8日に買い推奨をした。これが最初のミス。そしてその後、株価が46%も下がった10月22日、33ドルの時に、この株はもうダメで買うべきじゃないとアナウンスした。これが第二のミス。そしてその後株価は上昇し、42ドルだ。27%の利益を見逃してしまった。そして昨日、私が思っても見なかった素晴らしい決算を出した。売り上げは減ったが単価は下がらなかったし、コストカットが効いてマージンは上がっている。私は確かに判断ミスをしたのだが、問題はここから買っていいのかどうかということだ。そこでCEOに話を聞いてみようと思う。

Jim: 私は大きく判断を誤りましたが、大恐慌以来で最悪の経済状況下でどうやって好業績を上げることが出来たんですか。
Peter McCausland: 景気悪化に素早く対応したということがあげられます。大幅なコストカット。それと、顧客層が広く分散されていること。そしてシリンダーやタンクと言ったものからくるレンタル料。このレンタル収入は、リセッション時も大きく崩れることなく収入を得られるものです。景気後退により、全般的なコストも下がり、キャッシュフローも増えました。

J: 14社もの吸収合併をしてこられて、それが私は景気後退時に非常に高値に付いたものになってしまうと危惧したんですが、そうじゃなかったみたいですね。
P: 我々は、企業買収を過去400以上こなしてきましたが、コスト管理に関して非常に厳格にしてきています。とにかく、企業価値以上の価格で買うことをしないことを心がけてきています。

J: 機敏に対応したことを話されていますが、損失を出すだろうと予想する人もありましたが、今回の景気後退は今までと違うところはあるんですか。
P: 今回は資金調達の面で非常に厳しい収縮が起こっていました。通常の不景気と違って、この金融面での締め付けは全ての業界に及んでいることが大きな差だと思います。

J: ここ最近の様々な会社の業績発表では、基本的に4月は好転しているという話しが多いですが、貴社は4月も厳しく、将来の好転の兆しについてはあまりポジティブに見られていませんが?
P: 私はガイダンスをころころ変えることをしたくありません。ですので、実際に、景気回復の状況が目に見えて増えるまでは、ガイダンスに対してそのことを織り込むことは考えていないんです。他社では、4月の状況は良かったというのは確かに言ってますが、先行き不透明というところも多々あります。

J: 未だに企業買収を続ける姿勢をされてますが。
P: クレジットラインも十分ですし、今後も業務拡大を続けるつもりです。不景気にも強い業界なので、現在はなかなかチャンスがありませんが、我々は、少なくとも年間150ミリオンドルの買収をするという方針で居ますし、過去数年間それ以上のレベルで拡大を続けています。また、買収からくる利益が企業の成長率の増加に貢献してくれてます。

J: 前回いらした時にあなたのお話を信じるべきでした。買収による成長のビジネスモデルについて理解していませんでした。私は疑いの目で見ていましたが、私が間違っていました。素晴らしい決算おめでとうございます。今日は有り難うございました。

私は過去間違いを犯したが、彼の話しを聞けば、彼のビジネスプランは機能してると言えるし、そのプランを続けていくことも理解出来る。だから私も彼のプランに乗っかってみるつもりだ。

〜CM明け〜
TECH WEEK:

時に機関投資家から見放され、相場の状況も相まって叩かれ過ぎた株に大きなチャンスがあることがある。今日はハイテク銘柄でそんな投機にふさわしい銘柄を紹介しよう。

CDNS Cadence Design Systems Inc. 5.59




エレクトリックデザインオートメーション=EDAビジネスの会社だ。セミコン会社が新製品を設計、製造するための助けとなるハードとソフトを作っている。だからほとんどの売り上げはチップを製造する会社のR&D部門と絡んでくる。

ガジェット関連、例えば携帯電話などの機能が進歩していくなかで、チップメーカーは開発競争の中にある。そして、CDNSは、その手助けに必要なものだ。いいストーリーに見受けられるが。

ではなぜ株価が低いんだろうか。安いものにはそれなりの理由が確かにある。この株もやはり投機的だ。

2008年初めの株価は16.90だったんだ。そして3.66まで下がった。売りたたかれてしまった。そこから見れば今は結構なリカバリーだ。だが私はさらに上があると見ている。

ミューチャルファンドのバイヤーは、どこまで下がってたかをあまり気にしない。ここからの戻りシロに注目する。だから、これだけ大下げした株というのは、目を付けられやすい。

2007年は素晴らしい業績だったが、2008年の業績はぼろぼろだった。オペレーションマージンは-3%になっていた。マネージメントはファイリングの遅れから辞任し、NASDAQから上場廃止勧告まで受けた。そして、会計の仕方も変えた。そしてこららのことが、実際の業績以上に事態を悪くした。そして見事に売り叩かれたという訳だ。

だが、いろいろな変更が、実を結び始めてることを誰も気にしていない。この企業に対する期待は未だ非常に低い。第一四半期の決算は市場の予想を上回った。私も信じられなかった。確かに損失を出しているが、将来の予測は良いものだった。会計の変更が次回の決算では、正しい企業価値を示すようになるし、人員削減も利益アップに繋がってくるだろう。

ダウンサイドのリスクは少ない。一株当り2.20のキャッシュを持ってる。だから株価が3ドル以下になることはないだろう。そして、マネージメントの人間も自社株を買いに走ってる。

ミューチャルファンドが買いに入る前に先回れるチャンスだ。

視聴者からの質問:
Q: RAX 借金をして事業拡張をした部分で値を下げてますが、アップサイドは大きいと思うんですが?
A: 基本的にハイテク銘柄は買いだと言ってるが、この会社は、特段魅力的なものを持っていないと思う。欲を掻きすぎない方がいい。

Q: CML Compellent Tech 10.13 いい決算を出しても売られてしまってるんですが、どうしてでしょう。
A: セールスフォースも同様な動きをしたりしたんだが、この会社は大きな成長を遂げているが、その分マルチプルも16倍と高いレベルになってしまっているんだ。だから、成長の度合いに対して実際は高値になってるってことなんだ。だからハイテクを勧める私ではあるが、この会社を投機しようとは思わない。

Lightning Round:
Q: WMI Waste Mgmt. 26.95
A: 配当だけで4%以上。CEOも素晴らしいし、今の株価は割安。買い。

Q: DRYS DryShips 10.58
A: 投機としては買い。財務に一部問題有りなので。

Q: THC Tenet Healthcare 2.38
A: 今は利益確定すべきで、上値は重いと思う。ヘルスケア関連なら他に良い銘柄がある。それと、今のマーケットはセクターが石油、銀行、ハイテクといったところにシフトしている。

Q: POT Potash 96.00
A: TNHの方が配当もいい。

Q: DPS Dr Pepper 20.69
A: 今はセクターとして旬じゃないのでお勧めしない。銀行、オイル、ハイテクが旬だ。


AM I DIVERSIFIED?:
〜省略〜

=============================


この記事がお役に立ちましたら、ぜひランキングにご協力下さい!

人気ブログランキングへ  にほんブログ村 株ブログへ

2009年5月6日水曜日

2009年5月5日(火): ジムクレイマー MAD MONEY



今日の株価終値:
Dow Industrials (.DJI) 8,410.65 ▼16.09 (-0.19%) Volume 311M
NASDAQ Composite (.IXIC) 1,754.12 ▼9.44 (-0.54%) Volume 2,147M

ここまでの間、ベア派にとっては、上がって欲しくないセクターが上昇していた。ハイテク、銀行、石油関連だ。ブル派にとってはいいサインだが。しかし、新たな資金の流入は少なかった。ミューチャルファンドマンデーの話しをしたが、今日は新たな資金の流入ではなく、食品や医薬品セクターを売って、今日上がったセクターに振り返るという動きが目立っていた。問題なのは、これらの動きが止まってしまった時、そして新たな資金が流入しない時、ハイテク、オイル、銀行株を押し上げてた燃料が切れてしまう。それがまさに今日起こったことなんだ。

KRAFTやモルソン、その他のコンシューマーステイプルの株価が上昇していながら、ハイテク銘柄に売りが入った一日だった。

これは良くない動きだ。

新たな資金が入らない状態では、これらのディフェンシブな株は売られるべきで、その資金がブル相場を引っ張るセクターに投入されなければ、上昇相場は続かないんだ。

だが、私は未だブルを継続している。だから、いずれ食品や医薬品等のセクターは下げを食らうだろうと予測する。

視聴者からの質問:
Q: ストレステストに引っかかった銀行の資本増強が上手く行かなかった場合、市場はどうなるのでしょうか。
A: 心配することはない。バフェットも、ストレステストの内容は厳しすぎるという話しをしている。私自身は銀行の今後に付いては何も心配していない。

Q: 10年債の利回りが上昇しています。FEDが市場へ資本注入を今後もする可能性がありますが、ドルに対する影響は?
A: ドルは今のところまだ強いままだ。我々は恐慌を回避しリセッションから立ち上がろうとしている。今のドル価は多くの企業にとって、高いレベルだ。下げ圧力があってもなんら問題は無い。

Q: 今株価が大きく上昇して利益が乗っていますが、短期売買の税率と長期保持の税率の違いがあり、長期で見た場合、税制から見てどのような戦略をすべきでしょうか。
A: 過去税制を気にして売り時を逃し大きな損を出した人がいる。短期売買であれ、きちんと利益を出すことだ。たとえ税金を多めに払ったとしてもね。含み損を抱えてしまうまで持ち越してしまうことは罪だからだ。

ーCM開けー
OFF THE CHART:





CLF Cliffs Natural Resources 鉄鉱石と石炭関連の会社だ。

普段はファンダメンタルから銘柄を選定して、チャート派の考えを見るようにするコーナーだが、今日はその逆で、チャート派の考えを見てから、ファンダメンタルを調べるという手順を取ってる。

まず日足チャートを見てみよう。テクニカルアナリストのテクニックを使うまでもなく、チャートは上に突き抜けてる。

だが週足チャートで見てみよう。週足で見れば、チャート上は対して大きな上昇ではないのが伺える。御バランスボリュームを見れば、買い手がだんだんと増えていることが見える。だが、この相場は始まったばかりに見受けられる。週足のチャートは非常に重要なんだ。

最初日足を見た時、既に時遅しと思ったが、週足で考えれば、まだまだ乗り込める段階だと気づいた。

さてファンダメンタルはどうだろう。色々と調べた結果、私はチャート派が正しいと思われる3つの理由にたどり着いた。

1. まず、CLFは、下落相場時にヘッジファンドにくそみそに売りたたかれた銘柄だったということ。巨大な売り圧力でヘッジファンドが売りやむまでの間に66%下がった。
2. 52週高値では120ドルの銘柄だったんだ。それが今でも27ドルでしかない。だが会社のファンダメンタルは基本的に変わっていない。もちろん、景気後退で業績も悪くなり、会社は50%減という発表をしていたが、株価は77%下がっている。下方向にオーバーシュートしているんだ。
3. それと、他のチャートで商品関連の動きを見ている人間がいるが、彼は、石炭価格が上昇すると見ている。

私はファンダメンタルも良いと考えているし、チャート派も買いだと考えている。

チャートを見て、奇麗な上昇基調にあるとき、見逃したと頭を掻くのでなく、より深く、ファンダメンタルも含め検討するんだ。そうすれば、この銘柄を買いだと私が判断したように、あなたにも買いのチャンスが見つかることだろう。

視聴者からの質問:
Q: X US Steel 30.83 業績不振、配当減に新株発行などネガティブニュースで売ったのですが、その後騰がってしまいました。買い戻すべきでしょうか?
A: あなたみたいなケースは多々ある。実際なぜ値が上がったのかと言えば、不況下で投資家は倒産の心配をするが、新株発行等で資本増強が成されれば、倒産リスクは大きく減るため、そこで買いが入ってくるということなんだ。だから上昇した。ここから例えば27ドルくらいまで下がれば買い戻すこともいいと思うが、このまま上昇するようなら、この株を追いかけるべきではない。他の良いストーリーを探すんだ。

Q: 投機に関して、5日チャートを見ながら投資してますが、もっと長期で見た方がいいですか。
A: 短期売買なら短期の動きに気をつけるべきだから正しい。大事なことは、何かモーメンタムの付く出来事が起こってるかどうかってことだ。私の場合、短期でもチャートだけでなく、ファンダメンタルで買われるあるいは売られる大きな理由が出ることに注目する。

〜CM開け〜
今の経済の状況がどうなってるのかを、経済データではなく、実際に人々の消費の側から見てみたい。そこで今日は、食に関して、高級レストランチェーンから、ブランドを使ったスーパー向けの商品や料理本を出していることで有名な料理人でかつ起業家のEmerill氏に話しを聞いてみたい。

インタビューwith Emeril Lagasse
Jim: あなたのレストランは高級志向で値段も掛かるものですが確かに素晴らしい料理です。それはたまの贅沢という感じに利用されるものだと思いますが、あなたのビジネスはそれだけでなく、スーパー向けの商品群もある。この両者のバランスはどんな感じになってるんですか?
Emeril: 状況はどちらも、とても良くなってます。以前は確かに消費減の状態があって、だからこそフランチャイズ商品の売り上げが伸びていたんです。パスタ製品や、香辛料、キッチンウェア等は火がついた状態でした。そしてやっと近頃レストラン分野も状況が好転してきました。確かに状況は変わっています。今は250ドルのワインを人々は頼まなくなりましたが、うちの店では75ドルのお薦めワインリストを作っています。食事の分野でも、うちのレストランには、S,M,Lのサイズがあるのですが、お客様は、例えばSの皿の料理を2つとサラダ、という風に、コストを抑えてきています。確かに財布の紐を締めてるところはありますが、でもやはり素晴らしいサービスやゴージャスな雰囲気を味わいたいという重要はあり、そういった消費行動は、客足ベースでは増えていると言えます。

J: ペンシルバニア、ベツレヘムのカジノでレストランを開くことになっていますが、まだまだ経済的には良くない状況の場所になぜ出店するのですか。
E: ラスベガスサンズとは旧知の仲で、彼らがカジノを出す計画があり、レストランが必要ということで、最初は複数店舗出して欲しいという話しだったんですが、とりあえず一店舗出すということで決まってたんです。

J: 実際のところ、あそこにカジノを作るのはいい線行くんじゃないかとは思ってるんです。フィラデルフィアからもニューヨークからも1時間半くらいでこれますからね。 ところで、フロリダ、べガス、ニューオーリンズなど、景気後退の激しいところに高級店を出されていますが、今の状況はどうなっていますか?
E: 我々のレストランのビジネスは、12%ほど落ち込みました。これはそれほど悪くない数字だと思います。同業他社の多くは30%以上の落ち込みをしているところもあります。ですが、少しずつではありますが、確実に良くなっていると言えます。

〜CM開け〜
Lightning Round:
Q: LGF Lionsgate 5.01
A: あまりに投機的すぎる。航空会社と映画会社で儲けることは出来ないと言っていいだろう。

Q: C Citigroup 3.34
A: 普通株に転換可能な優先株の価格がネックになって、普通株の頭が押さえられてる。もし銀行系で投機するなら、BACの方がいい。投資としてならJPM。

Q: CVX Chevron Corp 65.80
A: 業績も悪かったし配当も減った。しかしここに関してはこんな時こそ買いだ。いずれ景気が回復した際、コストダウン等で業績アップが見込める。

Q: CREE Cree Inc. 28.10 LED照明の将来は?
A: Creeは業界一位だが、私は信じてなかったんだ。だが私の予想を超える素晴らしい業績を出してきた。コメントをきっちり出せる立場でない。私は判断を間違えていたからだ。

Q: FRO Frontline 23.65 売るべきでしょうか。
A: いやいや買いだ。バランスシートも素晴らしい。いずれ上昇すると思う。

Q: CMI Cummins 34.00
A: トラックエンジンの問題があった。素晴らしい会社ではあり、推奨したいが出来ない。セクターローテーション的にまだ時期ではない。

Q: ICLR ICON PLC Ads. 15.26
A: 医療リサーチ関連ビジネスでは私は過去手痛くやられたので、お勧め出来ない。

Q: HMA Health Management 5.01
A: 確かに今のところいい値動きだが、ケアホスピタルの事業に関しては、オバマ政権下では私はお薦めしない。ヘルスケアの改革がどうなるか分からないからだ。

Q: HOTT Hot Topics 12.33
A: アパレル関連はいい上昇をしてきた。だからここらで利益確定すべきだ。業界全体に言えることだが値を上げ過ぎて危険なレベルだと思う。


TECH WEEK:
今日の推奨株は、BRCD Brocade Corp 5.88だ。
BRCDは今日、IBMと、ルーターとスイッチを含むOEMの拡張について同意する予定とアナウンスした。
また、マクデータの吸収も、いい方向に働くと考えている。BRCDは最近、データセンターの次世代の進化に対応すべく、ネットワーク集中ビジョンを発表した。

この銘柄は新しいものではなく、過去にも取り上げたことがある。下げ続けて見放したこともある。当時は1.40だった。今は5.88だ。

財務は良くない。だから投機的な銘柄だ。1.2ビリオンの負債がある。2007年1月のマクデータの吸収に掛かった費用も含めてね。そして景気の悪い時期に陥ったことでバランスシートは痛んでるが、めちゃくちゃな状態ではない。

BRCDは、ネットワーキングビジネスに対して、CSCOとの競合姿勢を強めている。CSCOは25%だ。ギャップはまだまだ大きいが、CSCOのシェアを超える必要はない。シェアを少しでも増やすことは、この企業にとって可能なことだと思う。

投機に関して大事なのは、完璧である必要はなく、予想を上回ることが大事だということだ。

CSCOは明日の引け後決算を発表する。自社の状況を悪めに話し、競合をさらに悪く言う可能性が高い。そこにチャンスがあるだろう。

明日の朝買ってはいけない。だがシスコの決算後、買いのチャンスがあるだろう。競合みずからが、他社も道連れに株価を下げてくれるだろうからね。

=============================


この記事がお役に立ちましたら、ぜひランキングにご協力下さい!

人気ブログランキングへ  にほんブログ村 株ブログへ

2009年5月4日(月):ジムクレイマー MAD MONEY






今日の株価終値:
Dow Industrials (.DJI) 8,426.74 △213.33 (+2.61%)
NASDAQ Composite (.IXIC) 1,763.56 △44.36 (+2.58%)

今日は、我々が「ミューチャルファンドマンデー」と呼ぶ現象が、まさに起こった日だった。週末を経て、一般投資家の気持ちがポジティブになって、月曜日に、市場に大きな資金が投入されることだ。

そして、この現象は、ブルマーケット特有のものなんだ。

ピークから大きく下げたが、この2ヶ月は大きく戻している。そして、中国の刺激策も効いてきている。消費関連から、産業関連へとシフトしながら、世界経済を牽引しつつある。

そして、今日はほとんどのセクターが上昇した。

そして私はまだまだ上があると見ている。

なぜなら、まだまだネガティブな意見が多い状態だからだ。週末の新聞の記事はネガティブなものばかりだった。特に5つのネガティブストーリーについて解説しよう。

1. 銀行のストレステストについての見解。週末、多くの銀行がストレステストに通らず、金融市場に打撃をもたらす可能性がある、という話があった。
だが、バフェットはストレステストの枠組み自体が厳しすぎるんでは、ということを話し、株主でもあるWFCに対しては、独自のストレステストを実施して問題ないと判断しているという話しをしていた。
そして今日の市場では、WFCに資本増強の必要性があるとかダウングレードのニュースがあったにも関わらず、23%も上昇した。BACも19%。その他の銀行も大きくラリーした。

2. 住宅市場のネガティビティー。だが、3月の契約済住宅数インデックス3.2%アップ。3月の全米建築支出は0.3%アップで9月以来初めてプラスに転じた。ノンパフォーミングモーゲージのレートもそのうち下がるだろう。そして、それはベア派を震い上がらせるニュースになることだろう。

3. GMをクライスラー方式で処理するかもしれないという噂。だが、クライスラーは市場に織り込まれてしまっているし、このニュースがどうなろうと、たいした影響力はもうない。

4. 建設銘柄が余りに早いスピードで上げ過ぎているという話。Xなんかの急激な上げを心配しているが。だが、実際建築に関する数字は9月以来初めて良いものが出てきているんだ。そして、WSOは、売りの独房から釈放したとたん、週明けの今日は15%の上昇だ。

5. 豚インフルエンザ。もちろん、心配なことではあるが、実際問題として、世界経済を破壊するほどのたいへんな状況へは進んでいっていない。

これらの5つのネガティブなストーリーは全て、心配されすぎな内容なんだ。

結論:今市場にお金を投入することは、馬鹿げていると思うかもしれないが、だが、状況を考えれば、本当のところは正しい行動だということを否定は出来ないだろう。そして、世間にネガティブなニュースが流れている間は、まだまだ儲けを得られる機会が与えられてると思っている。


視聴者からの質問:
Q: 労働組合のUAWがクライスラーの株式を55%持つことになりましたが、この影響とGMに関してどうなるのでしょうか?
A: GMも含め、この関連の株には手を出さない方がいい。GMも同様の形で処理される可能性が高いと思ってる。

Q: MCD をディフェンシブ銘柄とおっしゃってましたが、その定義は?
A: 業績が景気の波に関わらず一定している銘柄だ。そして、大事なことは、現時点で人々が求めている株は、景気回復の波にのって大きく業績を上げられる余地のある株なんだ。MCDは、好景気であろうと、そこそこ一定レベルでの業績しか出せないだろう。コンスタントに一定レベルの業績というのを、今の相場は求めていない。だから、ニューコアとか鉄鋼関係を買って、景気回復期の大きな成長に賭ける、という行動をとるものなんだ。

Q: グリーンエナジーに関する政府の政策とファーストソーラーの今後は?
A: 現状は、ファーストソーラーにとって必ずしも良い状況じゃないにも関わらず、素晴らしい決算を出した。石油価格は安値のままで、政策も実施に移されてきていない状態なのに、だ。だから、私はまだ上値があると思う。今後多少の調整があったとしても。グリーンプレーに賭けたいなら、買いだ。QTWWなんかもありだろう。

ーCM開けー
市場の健全化のために、アップティックルールを昔の状態に戻すことを、この番組ではずっと求めてきていた。そして、未だ60日間の、コメント募集期間は終わっていない。だから、個人投資家である皆さんの意見を伝えて欲しいと思ってる。そして、コメントが集まったあと、SECは5つのチョイスの中から一つのルールを採用することになっている。きっちりしたプロセスに見えるが、私はまったく信用していない。

そこで、今日は、この問題に対して個人投資家が受けてきた損失を、声を大にして唱えられ、SECに対してルール復活への働きかけをしてくださってるKaufman上院議員にお話を聞いてみよう。

J: アップティックルールを廃止したことが、なぜ問題なのかご説明戴けますか。
K: 金融危機により株価は大きく下がりましたが、その理由のひとつとして、このルールが廃止されてしまってることにより、市場に対しての、信頼感が落ちてしまったという点も大きいと思ってます。そして、株式市場に取って今一番重要なことは、株式市場をフェアなマーケットに戻し、個人投資家の市場に対する信頼感を取り戻し、投資を呼び込むことだと思います。ですので私はアップティックルールの復活をSECに働きかけてきましたし、ネイキッドショートも禁止すべきと考えています。
J: SECは、薄まったルールに改悪しようとしていると、あなたと同様私も思っていますが、力のあるショート筋の思惑が強かったり、SECとルール変更に取り組んでる学者達の意見では、私やあなたの考えは間違ってる、というような議論もあります。どうなってしまうんでしょうか。
K: 私はまだあきらめていません。2007年にSECはたくさんの誤った判断を下してきましたが、Schapiroが、今回は、市場に信頼を持たせることをコミットしてくれると思ってますし、だからこそ、議員達で彼女に対しての嘆願を出しました。私は彼女が正しく対応してくれると信じています。そして、問題がおこらないよう、法案も提出しています。法案を使う必要が無いようになることを望んでいます。
J: 私の理解では、2007年ルール廃止時に関わった人間は、アカデミックな人たちでした。GS時代の私のボスは、フィッシャーブラックという人で、ブラックショールズモデルを発表した人物であり、オプションに関して世の中で最も詳しいと言える人でしたが、2007年の時、アカデミックな人々の動きに対して、彼らは市場のことを理解していないと批判していました。
K: 今回に関しては、SECが間違った方向に進んで欲しくないと思ってますし、その方向には行かないと考えています。SECはアカデミックな人間のみで今回のルール改正を決める訳ではないですから。ただしかし、アップティックルール復活に関する調査として、2005年の株価の動きを用いるということを言ってますが、当時はまさに上昇相場だったんです。確認するなら、2007年や2008年を使わねば意味がないと思います。
J: 完璧に同意します。彼らが、アップティックルールが不要といってた学術的な議論の拠り所は、実際の状況とは違っています。例えばショート系のレベレッジをかけたETF。これらはマージンルールを逃れることが可能です。アップティックルールを復活させる必要はないという前提条件に対して、たくさんの例外事項がある状況なんです。また、取引所にとって、例えそれがこの国の株式市場を壊し、個人投資家に損害を与えるとしても、取引高が上がることが重要という部分があります。どうやってこれを乗り越えれるでしょうか。
K: 私には良くわかりませんが、でも、SECは今まで様々なミスを犯してきました。そして、そのミスをカバーするため新たにミスをするという悪循環がありました。今回こそは、この循環を断ち切って正しい形で判断してくれることを望んでいます。
J: ありがとうございます。

上院議員は、この国の株式市場がかつて繁栄によって富を築いてきた状態へ戻そうとしてくださってる。今のように、ただのゲームと化した市場ではなく。それは個人投資家にとって重要なことなんだ。だから、SECに対して皆さんも声を上げてアップティックルールの正しい復活を促して欲しい。




〜CM明け〜
ハイテク関連銘柄が急上昇して、心配している人もいるんじゃないだろうか。INTC, AMDの今日の上昇を見て、上げ過ぎてるだと思うかい。ミューチャルファンドの資金も入ってきて、怖がってる人もいるだろう。

ニュートンの物理法則のように、上がったものは下がる、という考えが株にも当てはまるのだろうか。答えはノーだ。

ハイテクラリーは続くし、実際、さらに上昇すると私は思っている。

この動きは相場が下落基調になってこのかたずっとご無沙汰だったものが現れてることをしめしてるんだ。

『モーメンタム』

ミューチャルファンドはハイテク銘柄を、脇目もふらず買いに走ってる。通常、高値になれば、買いは薄まるものだが。だが、このハイテクラリーは逆の動きになってるんだ。上昇すればするほど、モーメンタムを求めるミューチャルファンドが好感して集まってくる。

このようにモーメンタムがつくと、強さがますます強さを作る。人々は、成績の良いファンドを好む。だからますます資金が入り込んでくるんだ。NASDAQは年初から12%上がった。これは本当のサインだ。ブルがより広範囲にハイテク銘柄を漁って来てるんだ。

ハイテクラリーはまだまだ続く。だから考えるべきことは、次のレベルに上昇するときに、どの株が買われるだろうかってことだ。

ハイテクラリーが始まった時、RIM, AAPL, GOOG, AMZNが大きく買われた。そしてここからも買われていくだろうが、今は広がりを見せてる。

だからここからのベストな戦略は、ラリー初期に日が当たらなかった、どちらかというと売られていた小型のハイテク銘柄を探すことだ。

ミューチャルファンドに資金がどんどん流れてきて、ベアがブルに鞍替えしてくれば、あまり知られていない、小型の投機銘柄にも日が当たる。

通常投機株は金曜日にしか話さないが、今週は毎日ハイテク銘柄を取り上げようと思う。だが、投機といっても、本来であればメインストリームの会社なんだ。

なぜハイテク小型銘柄への投機がスペシャルなことで、今週ずっと取り上げることにしたかって?

というのは、つい少し前までの相場は、恐慌回避相場で、どんな株でも基本的には上がった相場だったからだ。

だが、ハイテク銘柄はもーメンタムがついてきてる。これからも利益を出せるセクターだと思う。例えば、AMD, CIEN, SWKS, TLABを過去に取り上げた。これらは、下げ相場時に叩かれまくった株だ。

初めてこれらを買い推奨した12月12日から、1月8日ある程度利益を取り込むべきだと話した時には、平均して20%以上上昇してきた。だが、そのまま持ち続けていたらどうなったと思う。89%の上昇だ。その間S&Pは3%しか上昇していない。

そしてここまではデプレッション回避での上げ相場だったんだ。だが、ミューチャルファンドの資金が入ってきてる。これからさらに資金が市場に流れ込めば、ハイテクはさらに買われていく。

だから今週ずっと銘柄を紹介する。信じて欲しいんだが人々はこれに乗ってくるはずだ。

AAPL, GOOG, AMZNのような主要銘柄は、今後も上昇余地はあるが、波に乗ることに疲れた人間が出てくる。

今日の銘柄は、TKLC Tekelec 16.21
テレコム関連の企業で、テキストメッセージ送信機器なんかを作ってる。ボイストラフィックやワイヤレスネットワークをコントロールしたり、ローカルナンバーポータビリティーに関する技術を持ってる。そして35%の市場シェアを持ってるんだ。

この企業の技術は化石化してるものじゃなく、特にテキストメッセージに関しては成長トレンドのものだ。ワイヤレスネットワークの加入者は世界全体で年間11%ペースで増えている。メジャー会社は、顧客の需要に対応してこの会社の機器を買う。VerizonとAT&Tによれば、テキストメッセージの増加は年間20%にもなってるんだ。数年前には無かったレベルのことだ。

ハイテク好きのミューチャルファンドは、きっとこの放送を見た後この銘柄を気に入ると思う。トレンドにそったこの会社の成長を考えれば、この会社を無視することは出来ないはずだ。

そして、この会社はインドに大きなシェアを持ってる。大手7社のうち5社が顧客だ。そして今年第二四半期には、インドはローカルナンバーポータビリティーを導入すると言っている。

この銘柄は借金がない。財務は素晴らしい。

ただし、木曜日に決算発表がある。決算発表後に、買いに入るべきだ。


視聴者からの質問:
Q: S Sprint Nextel 5。決算では顧客が減少している等のネガティブなものがあったんですが。
A: 私はこの株が3-4ドルの時に買い推奨を出してきた。そして、まだその考えは変わっていない。買い。

Lightning Round:
Q: MBI MBIA 4.95
A: 投機的だ。JPMを買う方がいい。

Q: WTR Aqua Ameria 18.10
A: あまりいい業績を出してないし配当も冴えない。ユーティリティーなら5.5%の配当がつくドミニオンリソーシズか6%の配当のコーンエド(?)を買う方がいい。

Q: BEAV BE Aerospace 11.10
A: 来年はいい業績を出す可能性がある。買い。

Q: LVS Las Vegas Sands 9.77
A: 私が利益確定を促した後まだ上げてるが、この業界の中ならWYNNの方がいいだろう。

Q: CLNE Clean Energy 9.25
A: 私の好きな銘柄だがナチュラルガスの価格は低い。だが、オバマの政策が実行されれば恩恵を受けるだろう。投機としては買い。


視聴者からの手紙:
Q: SWKSのCEOインタビューで、バッテリーの消費に関しての話しがありましたが、どこのメーカーが携帯関連のバッテリーでベストでしょうか?
A: SQMがいいだろう。下げているが安値で買えるチャンスだ。

Q: HOG Harley Davidson. 買値から倍になりました。半分売ってしまって残りをタダ株にすべきでしょうか。
A: 半分売ろう。

Q: STTとBKがマークトゥーマークルールの変更の利益を得るだろうと話されてましたが、STTのCEOは、カンファレンスコールで、市場はこの変更に過剰に反応してるが、我が社はルール変更の恩恵を受けないだろうと話してました.どうしてですか?
A: 確かに、フルにベネフィットを得ないかもしれないが、やはり利益を得る部分はある。ここから10%は上昇すると見てる。持ってていい。

Q: CNW.トラック業界は、石油がこのレベルで、2010年には業界が回復するとすればどうなるでしょうか。
A: CNWも戻るだろうが、UPSの方が良い。その次はFedEx。鉄道業界もどうようよくなると思う。


=============================


この記事がお役に立ちましたら、ぜひランキングにご協力下さい!

人気ブログランキングへ  にほんブログ村 株ブログへ

2009年5月4日月曜日

2009年5月1日(金): ジムクレイマー MAD MONEY



今日の株価終値:
Dow Industrials (.DJI) 8,212.41 △44.29 (+0.54%) Volume 237M
NASDAQ Composite (.IXIC) 1,719.20 △1.90 (+0.11%) Volume 2,049M


たくさんの枝葉の話で、重要なポイントからあなたの目をそらそうとしている。

ストレステストの延期というお話。

このニュースでストレステストの結果を怖がってしまうかもしれないが、それは間違ってる。我々が注目すべきことは、ストレステストの勝者についてなんだ。勝ち組は買うべきだ。負け組を政府が無料で分け与えるだろうからね。

昨日はクライスラー破綻のお話があった。オバマのヘッジファンドへのコメントも輪をかけて、気をそらさせるものだったが。

クライスラーの話は、経済全体から見れば非常に小さなものだ。だが、その小さなことに対して誰もが大きな関心を示してしまってるのは残念なことだ。

こういう話の陰に隠れてしまっているが、見逃すべきでない好業績がたくさん出てきているんだ。

オバマがもうちょっとエレガントに、クライスラーの話をしてくれれば良かったと思ってる。ほとんどの銀行は、オバマ政策指示側だ。一部の銀行とヘッジファンドだけが、反オバマに回っているだけだ。

ノンTARPの銀行達だがね。彼らやヘッジファンドが大きな問題になってる。そして、彼らが強欲なままなら問題はこじれるだろう。

おとといのBACのケンルイスの話も枝葉の話だ。彼がCEOであろうとなかろうとどうでもいいことじゃないか。だが、ニュースでは大きく取り上げられていた。

私がどうしてこれらの枝葉の話を気にしてないかって。

なぜなら、これらの話が、あなたの儲ける機会を失わせるものとなってしまってるからだ。

今日みたいな日でさえ、結局引けでダウは44ポイント上げた。もっと上がっても良かったんだ。4時にベルがなるんじゃなければね。

今日話した枝葉の話に気を逸らされなかったなら、もっと利益を取れたはずなんだ。

これらの話が、本当に大事なストーリーを覆い隠してしまっていた。

そのストーリーとは経済の転換だ。水曜日に見た個人消費の増加。各州のFEDのレポートから見られるビジネス環境の好転。今週始めにお話ししたフロリダ州の住宅市場の底打ち感。資源関連価格の反応。そして私の個人的に大好きなサインなんだが、段ボールの需要だ。段ボールが売れるってことは、市場に取って非常にポジティブなサインなんだ。

ニュースの人間にとっては、経済の転換の萌芽は、たいしてニュースにならないってことなんだ。

私は報道も金融もどちらの業界にも属していたから良くわかるが、見栄えがしないニュースは取り上げにくい。だが、ヘッジファンドに居たときの私は、こういう経済の転換期を示すサインが大好きなんだ。

なぜなら、その転換が、大儲け出来る素晴らしいチャンスを与えてくれるからだ。

住宅市場の転換が、FOやBDKのラリーを演出している。配当削減にも関わらず。

JWN,KSS,DRIといった、アパレルやレストラン業界の値動き。そして石油相場も経済の転換によって動意づいてきてる。そしてSLB, BP,RIG,COPもラリーしている。

そしてハイテク銘柄だ。RIM, GOOG, AAPL, AMZN, SWKS, QCOM, IBM, CSCO, HPQ。

そして、市場がコストカットを好感していることが、DOW, IP, SBUXからも見て取れる。

そして、NYXのようなオイルタンカー銘柄。

また、BMY, PGと言ったような、好決算を出しながらも、売られてしまっている銘柄がある中で、FOのように、配当をカットしたにも関わらず上昇する銘柄などから、セクターローテーションの動きが見て取れる。

マクロ経済の転換を読み取って、機関投資家が、日用品や医薬品といったディフェンシブな銘柄から、鉄、メタル、石油の景気敏感株や、ハイテクなどに資金を回す動きが出てきてるんだ。

結論:枝葉の話に惑わされないこと。ストレステストにストレスを感じないように。勝者を買うんだ。業績、利益にこそ目を向けるんだ。誰が利益を出してるか。誰がコストカットを断行しているのか。そして、これは絶対忘れないで欲しいんだが、経済状況は確実に良くなってきている、ということなんだ。

視聴者からの質問:
Q: DNDNを持っていますが、火曜日の場中に突如として45%の下げが起こりました。NASDAQが「誤った取引の可能性がある」と調査するとのことでしたが、放置されたままです。誰かが市場を操作してたとしか思えないんですが、どうして何も調査されないんでしょうか。他の誰かが同じことをやるんじゃないですか。
A: 私も同じ意見だ。市場を混乱させることを誰かがやった。こういうことは過去にもあったが、きちんと調査されてきてない。今後の処理がどうなるかは私には分かってない。こうしよう、今度NASDAQのCEOにインタビューする、そこで直接聞くことにする。



Q: 個人投資家のお金がまだ市場に入ってきていないとおっしゃっていますが、どのように判断するんですか?
A: 今、個人投資家は市場から離れている。一つの証拠は、医薬品関連が売られてしまっていることだ。セクターローテーションで買い進んでいく中で、このセクターが売られて他のセクターに流れている状況だ。つまり、新規のお金が市場に入ってるんではなくて、今ある中のお金が動いているだけの状況なんだ。だから私は、未だに個人投資家の多くは市場の外で眺めているだけで、まだ資金を投入していないと判断しているので、ブルと判断している、という訳なんだ。平均的な個人投資家は、未だに市場からお金を抜こうとしていて、このブル相場を信じていない。 信じられないなら、ニューヨークストックエクスチェンジの業績レポートを見て欲しい。未だに資金の大きな流入は起こっていないこと。相場の動きとしては、まだターンしていない、という話をしていた。

ーCM開けー
クレジット市場は未だに、回復の途上だ。クレジット市場の機能障害や、時に機能していない状況が、儲けのチャンスになることを発見したんだ。クレジットクランチがなかったなら得られなかったチャンスだ。

DF Dean Foods Co. アメリカで売り上げベースでナンバーワンのデイリーフードの会社だ。牛乳や豆乳、バターやコーヒークリームなどを製造している。

DFのプロダクトを買ったことがない人なんて、アメリカにはいないんじゃないだろうか。

DFは5月15日期限の債券を多く出している。122.8ミリオンで、6.625%nシニアノートだ。

DFにとっては不運なことなんだが、クレジット市場は未だに回復していないため、リファイナンスや新規債券の引き受け先が見つからない状況だ。

あなたが、住宅ローンのリファイナンスをする方が、この全米規模の会社が資金調達するよりも、ずっと簡単な状態なんだ。

DFは、これを支払うだけのキャッシュを持ち合わせていない。そして、DFは最後の手段をとったんだ。

今日DFはそこそこいい決算を発表した。業績自体は市場の予想を上回ってた。そして決算の中で、新株発行のアナウンスをしたんだ。

債券の支払いのために、22,500,000株の新規発行だ。そしてこの新株発行のために、来期の予想が下がっている。

ここで私からの提案だ。ブローカーに電話をして、この新株のセカンダリー分の購入をするんだ。

なぜそうすべきかって?

同様に、資金調達難から新株を発行したケースが直近で3つあったんだが、どれもがインスタントに結構な利益を得られるチャンスとなってたんだ。

NTRSが新株を50ドルで発行した翌日、株価は55ドルになった。すぐさま10%の利益だ。今日の時点でも5%の利益が乗ってる。Xは、25.5ドルで発行し、今日時点で28.6ドル。TXTは10.5ドルに対し、今日時点でも10.94ドル。

DF以外の会社は、財務的にDFよりも厳しい状況にあったにも関わらず、新株発行で利益を得ることが出来た。

こういうプレイは、私がヘッジファンド時代によく使ったものなんだ。そして、今回はあなたにも参加してもらいたいと思っているんだ。

DFに対しての一番の心配事はバランスシートなんだ。業績自体は良かったんだ。だが株価は上昇していない。なぜなら財務が心配されてるからだ。そして新株発行が嫌気をさらに誘っている。しかし、新株が実際発行された後は、財務の状況は一転する。

それと、決算で、コストカットが効いてきてることが示された。そしてコストカッターの会社は本来マネーマネージャーのお気に入りに入るべき会社なんだ。

経済が回復した時、前に話したように、コストカットした会社は同じ売り上げでより利益を出せる体制になってる。

そして、来期に対して市場の予想を下回る予想を出したことで、将来の売り上げが予想を上回った際の上値の幅も作れた。

だから、この新株に関しては是非買いに走って欲しい。

〜CM開け〜
投機を毛嫌いする人は多いだが、私は金曜日、いつも投機のネタを提供している。
例えば、3月末に紹介したSLABでは、24.7%の利益を得ることが出来ただろう。水曜日の決算発表で予想を上回る決算を出したんだ。

4月16日にはSPILをお勧めした。そこから18%上昇している。

短期間で、リスクを取って利益を上げることは、悪いことじゃないじゃないか。

だが、公平を期すために、48%の損失を出した例も話さねばならないだろう。GMXRだ。

しかし、こういうこともあるのが、投機銘柄なんだ。

大きく失う可能性もあるし、そこそこのときも、そして、大きなホームランを打つ場合もある。

他の人と違って、私は投機は必要なものだと思っている。私が提唱しているホームワークの作業は地味で面白みの無いものだ。だから、投機銘柄というエキサイティングな賭けをすることは、投資を継続していくための興味を持たせるものでもあると考えているからだ。

だから毎週金曜日に投機銘柄を一つピックアップしてきている。週末にリサーチ出来るからね。私が推奨するからといって盲目的に買うのでなく、自分で必ずホームワークをして欲しいからだ。

そして今日の銘柄。

SMG Scotts Miracle-Gro Co.

ガーデニング関連商品の世界的なサプライヤーの中で、最も大きな会社の一つだ。

今この株は不当に低い値段で放置されてると思う。

火曜日の業績発表で、市場の予想を若干上回っただけだったが、北米売り上げは10% の増加だったんだ。この決算シーズンで、二桁台の成長を示す銘柄は滅多に無い。だが、会社の出した今後の見通しが良くないと判断され、株価はたたき落とされている。業績発表前に比べ12.5%も下げてしまった。馬鹿げた下げ方だ。

カンファレンスコールで「まだまだ先はあるので、決めつけは出来ないが、しかしながら、今のしっかりしたトレンドは非常に勇気づけられるものだ」というブルなコメントをきっちりと見逃さずにいたなら、株を売るなんて判断は普通しないだろう。

SMGの弱みは、プロ向け市場なんだが、来期には上昇する予想だ。そしてドル高によって利益を押さえられているが、いずれドル安に向かうと考えており、その際はこの銘柄は恩恵を受ける。

売り上げの28%はHome Depotから来ているが、HDの業績も上向いている。製品の40%は、原料に関しコモディティー市場の影響を受けるが、コモディティー価格は下がった状態だ。

そして、この国のガーデニング人口は増え続けている。現時点で全米の43ミリオン世帯が新たにガーデニングを検討している。去年に比べて19%アップだ。

そして、このトレンドは長期に渡るものかもしれないんだ。

結論:最近はハイテク関連で投機を紹介していたが、今日はガーデニングで投機をお勧めする。


視聴者からの質問:
Q: YZC Yanzhou Coal Mn 9.91 中国のインフラがあげてきますが、投機的すぎますか?
A: 投機的すぎると思う。JOYGをお勧めする。

Lightning Round:
Q: TNDM Netural Tandem 29.63 を持ってるんですが、利益確定したほうがいいですか?
A: 52週高値を付けた。利益確定すべきだ。

Q: ODP Office Depot 2.70
A: 一桁値の投機株だね。投機は好きだが、SPLSの方がベターだ。

Q: BRY Berry Petroleum 16.58
A: 大きく値を上げてるし魅力的に見えるかもしれないが、投機的だ。私なら、同じセクターなら配当狙いでBPを買う。

Q: CBS CBS Corp. 7.19 3ドルの底値で買えたんですが、どうすべきですか?
A: 全株売って、引き出して、触らないように! おめでとう!

Q: BGC General Cable 33.42
A: 大きく上げてるが、これは相場の始まりだ。まだここから10ポイント上は可能だ。買い! 持ってる人はまだ売らないように。

Q: MET MetLife 27.40
A: いやだめだ。保険ならTRBが買い。

Q: PLD ProLOgis 8.66
A: 底値から大きく上がった。利益確定する時だ。

Q: GLW Corning 14.30
A: コーニングは非常にいい会社で、最近は少しでも上昇すると利食いが入るが、まだまだ持っておくべき銘柄だと考えている。買い。

Q: RFMD RF Micro Devices 2.21
A: ハイテクで投機するならSWKSがずっといい。RFMDは今すぐ売却して乗り換えするのが良い。

Q: CY Cypress Semi. 7.77
A: CEOにはこの番組でも何度もインタビューしてる。理由は素晴らしい会社だし、素晴らしい経営をしているからだ。だから、ずっと買いの姿勢でいる。私は、長期投資に向く非常に良い銘柄だと考えている。

Q: TIN Temple-Inland 12.15
A: この株の動きの読みを私は失敗した。ここまで見事に株価が戻るとは思ってなかったからね。だが、ちょっと上昇し過ぎてると思う。調整が入るだろうから、今は買わず調整待ちだ。

〜CM開け〜
Outrage of the Day
あるセクターが大きく敗者となっていったとき、ベアないじめっ子になっていく。だが、あまりにベアに行き過ぎることは出来ないんだ。下落していく間の判断が正しかったからといって、ネガティブで居続けていい訳じゃない。

カジノ関連企業のケースを見てみよう。2008年1月17日に、カジノ主要銘柄を売りの独房にぶちこんだ。
そして、ゲームマシン企業のIGTも観察しながら、下落ぶりを眺めていたものだった。しつこいほどネガティブだった。

だが、ネガティブで居続けることが出来なくなった。4月2日に、LVSが94%、WINN72%、MGM95%、IGT78%の下落となった段階で、独房から釈放したんだ。そして、投機するのにいいタイミングだと話した。

クレイジーだと言う人間も居た。カジノ業界は非常に悪い状態になってしまったからね。これだけさがっていたにも関わらず、ほとんどの人はベアなままでいた。株価がゼロになると言わんばかりに。

私が買い推奨を出していた時に、ショートを振った人たち。あなたたちは信じられないほどベアすぎだ。そして、非常に大きな痛手を負っただろう。人々は忘れてしまっているが、ベアもブルもどちらも強欲になりすぎることがある。そして簡単にピッグになってしまう。

さて、どれだけの酷い痛手を負ったか見てみよう。

私がこれらの株を釈放してから、株価は大幅に上昇した。LVS81.8%,WYNN46.7%,MGM150.3%,IGT26.9%だ。たったひと月だよ。

そして、ベアすぎた人たちは、株価がゼロになると思っていたかもしれないが、彼らはこの素晴らしい機会を逃したんだ。

そして、幸運にして買った人々。覚えておいて欲しいのは、利益は確定してこそ利益なんだ。だから、強欲にならず、今すぐ利益確定すべきだ。

もし売らないなら、ただのピッグだ。私はいつも言ってる。

ブルも儲けることが出来るし、ベアも儲けることが出来る。でもピッグは切り刻まれるだけだ。これは、私が掲げる第一のルールだ。

ベアも利益を出せる。今回の下落時に上手く乗り合わせてたら、大きな利益を出した。だが、底値付近でポジションを閉じたものだけが利益を手にしたんだ。

そして、底値でカジノ株を買いに走った人間も、今利益確定をすれば、大きな利益を手にすることが出来るんだ。

だから今持ってる人は、是非利益を確定して欲しい。




〜CM開け〜
私の同僚は、今ショートポジションを築いている。だが私はまだまだブルだ。なぜなら、経済の状況が好転しているからだ。もしも、経済の状況が現状維持のままだったなら、こんなにブルではいられない。だが、経済が明るい兆しをみせ、好転しているサインをだしている限り、ブルのままだ!

=============================


この記事がお役に立ちましたら、ぜひランキングにご協力下さい!

人気ブログランキングへ  にほんブログ村 株ブログへ