2009年4月27日月曜日

2009年4月24日(金): ジムクレイマー MAD MONEY





今日の株価終値:
Dow Industrials (.DJI) 8,076.29 △119.23 (+1.50%) Volume 402M
NASDAQ Composite (.IXIC) 1,694.29 △42.08 (+2.55%) Volume 2,147M

今日も素晴らしい日だった。今日も株価は上がった。ベアが拠り所としていた証拠がまた崩されてしまったからさ。彼らの大きなキャッシュポジションやショートポジションは、痛めつけられた。ガイトナーとバーナンキに奇襲攻撃をされたのさ。銀行のストレステストの事前の噂のせいでね。

ベアは、ストレステストの結果が、多くの銀行に問題があるか、ストレステストの内容みたいがザルみたいなもんだろう、と願っていたんだ。どちらに転んでも、負けはないと踏んでたんだ。

だが、彼らは政府がこれほどずる賢くなってるとは思ってなかったのさ。

ガイトナーとバーナンキは声明を出した。どの銀行も、充分な資本を持っていない。どれもが、資本増強の必要がある、というタフで恐ろしいものだった。だが、そういいながらも、どの銀行に対しても実際には資本増強を強制することはせず、銀行筋を脅すこともしなかった。

ベアが空売りする機会を奪ったんだ。

政府は本当に上手く立ち回ってる。

これがベア派のヘッジファンドが買いに入らない理由がなくなってしまった。投資家に説明出来なくなっちまったんだ。

ショート筋に残った最後の買わない理由は、バリュエーションだ。

だが、バリュエーションは、株の持ち主に支配されてる。市場参加者の多数決によって決まるものなんだ。
そして、今はミューチャルファンドが買い手となって、バリュエーションを決める立場になっている。ショート筋のヘッジファンドではなくてね。

市場には二つの勢力がある。株価が上がり過ぎてると考えるヘッジファンドと、株価は最高値から見ればまだ半値だから買い! と考えるミューチャルファンド。

だがミューチャルファンドが優勢だ。なぜならミューチャルファンドのほうがヘッジファンド以上に資金力を持っているからだ。

FD,HONの高配当に目を輝かせたり、グロースマージン株に目を向けているんだ。

ブルは、今の相場を高値から半値だ! と見るし、ベアは底値から短期間で倍になった。早すぎる、という。

だが、このゲームには、スピード違反でチケットを切られることはない。

なぜ私がブルの側に立ってるかって?

あなたがた視聴者の皆さんがブルだと思ってるから? いやいや、それは全く関係ない。大事なのは、機関投資家がどう動いているか、ということなんだ。

今、ミューチャルファンドはどんどん資金を市場に投入している。利益を上げているからね。しかし、ヘッジファンドはショートのポジションを手仕舞っている。市場に対してアンダーパフォームしているからだ。

そして人々はヘッジファンドから資金を抜き出していってるんだ。

大きな資金の動きに逆らってはいけない。お金はブルの方向で市場に流れてる。ベアは、ストレステストというアリバイを失った。

結論:マーケットの動きは市場に流入するお金の動きによって左右される。そして、今はヘッジファンドでなくミューチャルファンドにお金が動いてきている。その動きが、今のブルマーケットのモーメンタムを作っているだ。

視聴者からの質問:
Q: カジノ業界が嫌いなのは知ってますが、昨日売り推奨のLVSも今日は値を上げてますし、3−5年のスパンで見れば投資として魅力があるのでは?
A: まず、本来上昇すべきでないファンダメンタルの酷い株が、アニマルスピリットによって上昇しているという状況があること。そのことは、考慮に入れて判断すべきだった。ただ、LVSは2週間前のSELL BLOCKで、独房から出して売り推奨を掛けた。このタイミングは間違ってなかった。カジノ銘柄以外にももっと素晴らしい銘柄はある。私はやはりこれらの銘柄は嫌いだ。

Q: Smith & wesson。銃の販売は45%ですが、株価は2年間で最低のレベルです。オバマ政権下で、銃に関するネガティブなイメージもそうさせてるのかもしれませんが、これはチャンスじゃないかと思うんですが。
A: 1月に買いコールを出した後、倍になった時点で売るように勧めて以来見直してなかった。だが基本的に銃のセールスは順調だし、この戦略はかなりいい案だ。

Q: GGPを持ってるんですが、破産してる会社なので、どのようにすべきでしょうか。
A: 資本の部分が残るかどうかは分からないし、REITなら、FRTの方がいい。REITはいずれ必ず戻る時がくると考えているし、ここは高配当で、CEOは私が思うに、不動産業界の中でベストの人間だ。


ーCM開けー
今週の投機銘柄:

ストレステストにストレスを感じるのはもう止めにしよう。メジャー銀行は確かにストレステストの標的にされているが、その陰で、支払い能力があるまともな地方銀行に投機のチャンスが訪れているんだ。

メジャー銀行の動きが封じ込められている中で、地方銀行の中には大きく力を伸ばしつつあるところが出てきているんだ。

マイナーリーグからメジャーに昇格するような銀行を見つけようってことなんだ。

FMER FistMerit Corp. 20.13は、私の好きな銀行だが。9つの大きな地方銀行の9.9%を所有するこの銀行は、ヘッジファンドが触りやすい銘柄だ。

そこで私は、そのような他の銀行を、投機銘柄として紹介しよう。

FNFG First Niagara Financia Group.

ニューヨーク州アッパーステートの銀行だ。ウェスタンペンシルバニア州の事業の獲得によって、この株は2倍になるポテンシャルを秘めるようになった。

FNFGは、将来のM&A資金として、大規模な新株公募を行った。通常新株の発行は、株価を下げる要素となるが。だが、公募価格からさらに値を上げてきている。これは非常にブルなサインだ。そして、これはこれから大きな上昇がある可能性を示しているんだ。元々アッパーステートで大きなシェアを持っているぎんこうだが、政府主導によるPNCとNational Cityの合弁の恩恵を受けて、ウェスタンペンシルバニアの事業を獲得すれば、ウェストペンシルバニア州第3位の銀行になる。そして、私自身はこのディールは政府から承認されると見ている。FNFGの雇用を増やすようにするという声明もあるし、政府はダメとは言わないだろう。

政府が誰かに何かを売らせたとき、その購入者は大抵利益を得るものなんだ。

例えばCHTT。2007年1月、政府の指導でJNJから5つの消費関連事業を410Mドルで買い取った。政府の肝いりだから安値で買ってるってことは分かってるんだ。だから、買収の声明が発表される前日34ドルだった株価は、1年半以内で最高値82ドルを付けたんだ。

私はFNFGに関しても同様のことが起こるんじゃないかと思っている。消費材と銀行という業界の違いはあるけれどね。

CHTTと違って、FNFGは、買収のアナウンスが出た後でもそんなに株価は跳ね上がらなかった。というのは、銀行業界は、この買収の重要さを理解していないと思われるからだ。だが、我々は、他の業界で起こったことを経験として知っている。

First Meritと同様、FNFGもTARPから借りた資金を返済すると発表している。そして、公募を使って資金を集めた。こういう動きが重要なんだ。ストレスだらけの銀行じゃなく、自分の足で立ってられる銀行だってことさ。

だから、ゆっくりと、でも着実に、株価は上がっていくだろう。

金融セクターは今回の危機で多いに傷ついたが、恐慌は回避されたんだ。これからは勝ち組と負け組に分かれていくフェーズだ。そして、TARPの金を返済出来るような、財務の健全性があり、買収で規模を大きくしていく銀行は勝ち組なんだ。いまFNFGの名前を聞いたことがなかったからといって、この銀行がちっぽけなままでいるとは限らない。メジャーな銀行になるかもしれないし、メジャーな銀行から買収されるようになるかもしれない。

FNFGは、責任感のある貸し手の一つだ。財務の内容にも問題はない。

買収によってFNFGが受け継ぐ資産と負債には、サブプライムは含まれていないし、カリフォルニアなんかと違って、住宅バブルが大きく弾けた場所でもない。

これらは、ある意味ギフトと言えるレベルのアセットだ。

この銀行はスーパーリージョナル銀行になる可能性を秘めている!


視聴者からの質問:
Q: BACの優先株を持ってるんですが、政府はいずれそれを通常株に換えてくれるでしょうか?
A: いや、そうはならないと思う。だから、優先債券の方がいい。実際、Fordの優先債券のパフォーマンスは素晴らしいし、優先債券の市場は活況だし、政府の力を借りず自立していく意味でも大事なことだ。話は代わるが、銀行は支払い能力が欠如しているので国有化すべきなんて学者がいるが、そんなことになったら、401Kもガタガタになるだろう。ばかげた議論だ。

Q: JPM,GSを推してるのは分かりますが、Cは?
A: Cは、優先株の通常株式への変更の問題がある。そこで株の希薄化がおこるだろう。だから、やはりJPM,GSをお勧めするんだ。


Am I diversified?:
ー省略ー

Lightning Round:
Q: XOM Exxon Mobil 66.75
A: オイル関連なら、OXY、オイル&天然ガスならCOPがいいだろう。私のお勧めはCOPだ。

Q: CELG Celgene 39.86
A: この会社は現在マーケットから見放されてる部分もあるし、決算が悪かった。しかし、私自身はこの会社の成長に期待しているし、実際買っている株だ。買い!

Q: TSM Taiwan Semiconductor 9.11
A: きっと良くやってるだろう。決算もいい。アナリストでダウングレードを出したのが居て多少下げが入ったが、その判断は間違いだと思う。買い。

Q: EBS Emergent Bio Solutions 10.26
A: 思いっきり投機なバイオ株だ。この株はお勧めしない。

Q: ODP Office Depot 2.44
A: このセクターにはモーメンタムがあるし、株価のチャートも奇麗だ。投機的な意味合いとして買うのは良いアイディアだと思う。

Q: MOS The Mosaic Co. 40.96
A: お勧めしない。TNHの方がベターだ。

Q: GD General Dynamics 49.18
A: 同一セクターの他の企業の業績発表は良かった。GDもいいと思う。買いでいい。

MAD MAIL:

Q: 先日のブレスの話は非常にためになりました。いつもactionalertsplus.comからくるニュースレターで、ボトムターンアランドシグナルを見ながら取引をする中で、市場平均を打ち負かすことが出来ました。ひとつ思ったのですが、3月初旬から、ブレスに関して、マーケットが代わってきたサインがあるような気がしました。というのは、あのときはまだ下落銘柄の方が上昇銘柄よりも多い状態ではありましたが、3月初旬から、劇的に上昇銘柄の割合が増えていっていたんです。こういう部分は相場を見る時に意味のあることなんでしょうか。
A: いいポイントに気づいたね。それ自体も市場の回復状況を見る非常に大事な指標だと言える。これからも、ホームワークを欠かさず利益を出して欲しい!

Q: いつも貴重なお話を有り難うございます。MCDとWMTを移動平均が底のところで買ったのですが、未だに持っています。いつまで持っておくべきでしょうか。これらの銘柄は、ディフェンシブ銘柄だから、今の状況ではあまり上値を狙えない。しかし、どちらも非常に良い会社なので、短期で見るのでなく、長期で見るべき株だ。持っていてよい株だ。この番組でいずれ時期については言及するので、待っていて欲しい。

=============================


この記事がお役に立ちましたら、ぜひランキングにご協力下さい!

人気ブログランキングへ  にほんブログ村 株ブログへ

2009年4月23日(木): ジムクレイマー MAD MONEY






今日の株価終値:
Dow Industrials (.DJI) 7,957.06 △70.49 (+0.89%)
NASDAQ Composite (.IXIC) 1,652.21 △6.09 (+0.37%)

子供のころ囁きゲーム(=伝言ゲーム)を良くやったものだ。相場でも囁きゲームに似たようなことはある。アナリストの予想だ。だが、予想が現実と同じになるとは限らない。ゲームのように、最後には全然違う話になっているって訳さ。

例えばCOPを以前お勧めした。アナリストの予想が非常に悪く、決算は最悪だと噂されていたからだ。
だが、そうはならなかった。アナリストに嫌われまくってたが。予想を遥かに上回る決算だった。

アナリストの囁きから耳を塞ぐ方がずっといい。BDKは配当を下げるだろうと囁かれていたされていたが。
かれらもアナリストの予想のようにはしなかったんだ。確かに素晴らしい決算とは言いがたいし、配当を減らす可能性も示唆してはいたが、アナリストの囁きのようには株価は下落しなかったんだ。

YUMもその例だ。バーガーキングの3月の客足が減ったことを受けて、WSJが、食品関連も影響を受けると囁いたせいで、大きく下げたが。YUMは好決算を発表した。

このような、具体的な証明のない噂には耳を傾けてはいけない。YUMはもの凄い決算を出した訳じゃないけど、噂の反動で大きく上がったんだ。噂は時に、そこそこの決算でさえ大きく上げる原動力になることもある。

CATだってそうだよ。決算の数字で、噂が本当だと思わせたが、実際はリストラによる損失なだけだったんだ。そして詳しく見れば、噂は完璧に間違っていたって訳さ。そして株価はすぐに上昇した。

囁きを信じてしまうと、囁きゲームの最後に訳の分からない伝言を話す子供と同じになってしまう。ゲームは楽しいだけだが、株の世界では大きなお金を失うことになるだろう。

大事なのは、囁きは、それを聞いたものを誤って導いてしまうものだということだ。ホームワークをすることが大事なんだ。

視聴者からの質問:
Q: チャートの幅が狭まってきてるんですが、株価が安定化しているということなんでしょうか。
A: これは主観的な意見なんだが。人によっては違うように見ると思うが、私は、そばのボラティリティーが小さくなってきていることと見ているので、チャートの幅が狭くなることで、今まで怖がっていた個人投資家の投資が呼び込まれると見ている。だから、今後の株価の上昇余地も上がってきていると考えているんだ。

Q: MicrosoftがSunを買収しなかったことについてはどう思いますか?
A: 多分勘違いしてると思うが、Sunの買収は、IBMとオラクルの戦いだった。MSFTに関しては、今回のカンファレンスコールの内容を見るまでは判断出来ない。なので、あなた自身もカンファレスコールを確認して、ホームワークをして判断して欲しい。

ーCM開けー

時にマーケットは普通では理解出来ないようなクレイジーな動きをすることがある。今は、そういう狂気のさたが新たな次元に来ているかのようだ。突然、矛盾した動きが普通のようになってきている。逆に堅実な会社が売られたりすることがある。

ここではそんな例を見てみよう。PH Parker HendersonとPG P&Gだ。

先週PHの決算は、予想を下回った。そして将来の見通しも下方修正した。通常このような場合、株価は売りたたかれるはずだ。正常な世の中ならそうなるはずだろう。だが、その後ずっと上昇している。

PGはもうすぐ決算発表だ。そして、きっと素晴らしい決算を発表するだろう。カンファレンスコールも安心して聞けるもので、ヘッドラインも素晴らしいものとなるだろう。そう思ってるのは私だけじゃない。ほとんどの人間が、PGは良い決算を上げるだろうし、堅実性を見せるだろうと思ってる。だがそれに反して株価は冴えない。そして、決算発表後は停滞だろうと考えている。どれだけいい決算を出したとしてもね。

チャートがそれを物語ってる。リーマン恐慌後の様子を見てみよう。業績の堅実なPGは停滞しながら、業績の悪いはずのPHが上昇していっている。

我々は、おかしな世界へ舞い込んでしまったんだろうか。マーケットが狂ってるんだろうか。この狂気沙汰になんらかの規則はあるんだろうか。

しかし、見方を変えれば、意味をなすこともあるんだ。私のような、過去に何度もこういうことを見てきている老兵から見ればね。

PHとPGの株の動きは、会社そのものに対してのものではないんだ。今私が見てるのは、今まででももっとも強烈なセクターローテーションの動きが現れてるということだ。

ファンドマネージャーの考えはだいたい似通っている。経済が下落基調にあるときは、シクリカル銘柄ではなく、PGのようなセキュラーグロース銘柄に買いが入るが、経済が今のように回復の兆しが見え始め得ると、この例のように、PGを売り、PHを買うという動きをするんだ。経済が回復すれば、業績が非常に良くなると見込めるからね。メジャーな機関投資家は、第一四半期を見て株価を買う訳ではない。だから、今四半期の決算がそこそこでも、ここから先、経済が良くなったときに大きな業績アップを見せるだろう銘柄を選んで、買いを入れていくんだ。P&Gは来年も、きっと今と同様か、ちょっと良いレベルの業績でしかないだろう。だがPHに関しては、今の決算がこのレベルにあるんだったら、来年は凄いことになるんじゃないか! と考えているんだ。

結論:狂気に見えるマーケットだが、そこにはセクターローテーションの動きが隠されている。PHがPG
よりも上昇しているのは、将来の高い予想からなんだ。だから、株価の値上がりに掛けるならPHだ。そして、PGは安定的で配当も悪くないが、大きく値を上げることはないだろう。

SELL BLOCK:
私の後に続いて声に出して欲しい。「利益確定をするのは悪いことじゃない!」と。
3月初めの底値から、素晴らしいラリーが続いている。誰もがこの世の終わりが訪れなかったことを祝っているんだ。学者の中にはさらなる暴落を予想した人がいたが、結局あたらなかった。

The Street.comのダグキャスは底を正確に言い当てた人間の一人だ。ダウが6500になったとき、これからのダウンサイドはミニマムだと言ってね。そして、キャスの意見に従った人は、短期間で大きな利益を得たはずだ。でも、今はナーバスになっているだろう。というのは、そのキャス自身が、利益確定をしているからだ。

そして彼は、マーケット全体で利益確定の売りをするよう進めてる。少なくとも、しばらくの間は。私は、今現在相場のリズムにうまく乗って動いている人の意見を尊重する。彼は相場の底を見事に当てた人間だ。そんな人間の意見を検討すべきじゃないだろうか。相場の波に乗ってる人間の猿真似をしたっていいじゃないか。

彼自身は元々ベア派な人間だ。その人間が、今回の底を見事に当て、ブルとなった。そんな彼がここは一旦利益確定だと言う。短期間で上がり過ぎた、5−6%の調整の後、また上がっていくだろうと考えている。

私はキャスが絶対に正しいとは言わないけれど、聞く価値のある言葉だと思う。
彼曰く、4月17日の時点で、S&P銘柄の89.2%の50日移動平均を超えている。このことは、買われ過ぎを示している。

私は彼の意見が正しいかどうかは分からないが、彼の意見を尊重する。そして、それ以上に大事なことは、利益を確定することはいいことだということだ。

どうとらえるかは各自で考えてもらえばいい。だが、株を売ること自体を悪だなんて考えて、利益確定するという考えを捨ててしまうのだけは止めて欲しい。

キャスに同意するなら、適切なレベルのポジションを閉じて、来るべき調整で買いに回る準備をすればいい。

売りを後ろめたいことのような、バイアンドホールドが正しいと信じるような人もいるし、一度売ったものをまた買い戻すという行為を手間のかかる行為のように見る人も居るが、利益を確定し、調整をも利益を得る場とすることは何も悪いことじゃないんだ。このゲームにモラルはないんだ。調整の痛みを甘受することが正しい投資家の姿ではない。利益を上げることが一番重要なことなんだ。


視聴者からの質問:
Q: 商業不動産については、まだまだ下げが深いでしょうか。
A: そんなことはないと思う。レポートでも都市によって明かりが見えているところが出てきている。

Lightning Round:
Q: L Loews Corp. 24.86
A: 充分下がってる。買い。

Q: S Sprint Nextel 4.15
A: 投機のトレードとしては買いだ。インベストメントではない。

Q: PALM Palm 9.80
A: 私はPALMの株価予想に関して間違っていた。この株とはソリが合ってないので、判断は避けたい。

Q: WEC Wisconsin Engy 39.82
A: いい株だが、配当狙いの私としては、同一セクターならD dominionか、Ed Consolidated Edisonの方が6%の配当を出してるのでいいだろう。

Q: ヘルスケア関連で、HOLX 13.80。
A: 私の判断が外れて、買収の件もあり株価を大きくあげたが、私自身はある程度の実質的な結果が見えるまでは投資を判断しないだろう。

Q: PFG Principal Finl. 14.87今日アナリストがアップグレードしたのを受けて5%ほど値を上げてますが。
A: PFGは詳しく理解していないので判断が下させないんだが、保険業界ならTRVもいいと思う。

Q: ノキアはどうでしょう。
A: 私はノキアよりもクアルコムの方が良いと思っている。

〜CM開け〜

この番組で本を紹介することは滅多にないが、最近大当たりの本があったので、紹介するとともに、著者にインタビューしてみることにした。
本の名前は「Joker One」イラク&アフガン戦争の回想録だ。ハーバードビジネススクール出身のエリートが戦争に往き、そしてその後ペプシコの取締役になった。そのCampbell氏に話を伺おう。

Jim: この本の内容自体非常に良かったんですが、プロフィールを見て驚いたのが、ペプシの重役だってことで。私の愛するマーケットに関連する世界の人な訳ですよね。で、軍人だったあなたが、どうして大企業の重役となっているのかに興味を持ったのですが。
Cambell: この質問は良く受けるんですが、私は従軍中、家族の誕生日や多くのことに立ち会えないで居ました。だから戻った時には家族と過ごすことを大切にしたいと思っていました。しかし、同時に海軍生活で得た、規律ある世界、そのリーダーシップを、同じように大切にして働ける場所、自分を高めていける仕事はないかと考えたところ、ペプシの考え方が私の考え方にぴったりと合ったということです。
J: あなたの過去の経歴を考えると、私の時代だったら、GSやモルスタ、シティーやメリルリンチといった会社で働いてたんじゃないかと思うくらいです。そういう金融業であなたの高度なリーダーシップ力を活かすということは考えなかったんですか。
C: たしかにそういう方向も考えたことはありますが。しかし海軍で、プリンストン大学を出た私が、非常に大きな責任を持つポジションを任せられました。それを懐古的に見れば、私のGS時代みたいなものだったと言えるんではないでしょうか。
J: 本のストーリーは素晴らしかったです。ただ、そこには皮肉な側面があって、前線で国のために戦うあなたたちの装備が不十分であったり、財政が十分でなかったことが描かれていますが、この国を窮地に貶めた金融機関に対しては政府は大きな財政出動をしています。それについてはどう思われますか。
C: 戦場ではこう教わりました。重要なのは資金でも、装備でもない。尊厳と、モラルそして、創造的な考え方と、実行力。これらのことがらと、リーダーシップがあれば、問題は解決出来る、とね。ですので、私は一般社会に置いても、同じメンタリティーを持って行動し名誉のもとに働きたいと思っています。
J: 会社では何を受け持たれてるんですか。
C: セールス部門です。
J: どうしてこの本を書かれたんですか。というのは、この本に描かれていることは、大変な苦労の話であり、人々の生命、そして、我々一般市民が、あなたたちを十分助けず、誰が正しくて間違っているのかを判断出来ないような環境に追いやったということだと思うんですが。
C: 一つ言えるのは、私はリーダーとして失敗したということ。そして、過酷な状況の中で兵士達はベストを尽くし、そこには本当のヒーローがいたということ。私は失敗をしたんです。だから、そんな彼らに言ったんです。私が本当のことを人々に伝える、と。それでこの本が出来ました。
J: この本を書いていた時には気づかれなかったかもしれませんが、ベストセラーとなり、戦争の様子を正確に描写したという点で、尊敬に値する素晴らしい本を書かれたと言えます。
C: 私のプライドは問題ではなく、この本を出版したことで、多くの元兵士から、本当のことを伝えてくれてありがとうという激励を受けました。そのことこそが重要なことなのです。そういう意味合いにおいて、私は私のすべきことをしたまでなんです。
J: 本の中でのあなたは、常に様変わりする状況の中で一瞬たりとも気を抜けない状態だっと思いますが、今は全く違う環境なんじゃないでしょうか。どのように環境の変化に対応されてるんでしょうか。
C: 確かに状況は全然違いますが、私が心がけていることは、海軍時代に学んだ、人々に奉仕するという気持ち、それと常に、尊厳を持つということ。たとえ、尊厳を捨てることでショートタームで大きな利益が得られるだろう状況であったとしてもです。なぜなら、ロングタームで見れば、必ず後悔することになるということを学んだからです。私の下に160名の従業員が居ます。彼らをリードするため、このことを常に頭に入れて行動しています。
J: ほんとうなら、あなたみたいな人には今の金融業界をリードして欲しかったと思っています。あなたの様に尊厳とリーダーシップを持ち合わせた人間が、ウォールストリートには居なくなってきてしまっているんです。しかし、あなたのような人間であればこそ、今の金融業界ではなく、ペプシのような会社を選ぶのでしょう。
C: アメリカの軍隊の中には優れたリーダーシップと尊厳を持ち合わせる人間がたくさんいます。それらの人々がきっと社会の様々な分野で今後リーダーシップを発揮してくれるだろうという希望を持っています。
J: どうもありがとうございました。

=============================


この記事がお役に立ちましたら、ぜひランキングにご協力下さい!

人気ブログランキングへ  にほんブログ村 株ブログへ

2009年4月22日(水): ジムクレイマー MAD MONEY






今日の株価終値:
Dow Industrials (.DJI) 7,886.57 ▼82.99 (-1.07%)
NASDAQ Composite (.IXIC) 1,646.12 △2.27 (+0.14%)

今日はオハイオ州立大学からの中継。

なぜ私の右横に、リステリンの山積みがあり、左横にはニンニクとタマネギの山積みが置かれているのか。

というのも、今日は皆さんにBreath(息)ではなくて、Breadth(幅)というコンセプトをお教えしようと思ったからなんだ。

この、Breadth(ブレス:幅、大きさ)は、マーケットの健康状態を計るのに最も重要な指標のひとつなんだ。
ブレスとは、値上がりした株の銘柄総数 vs 値下がりした株の銘柄総数 のことだ。

さて、良いブレスとは、多くの銘柄や、多くのセクターで株価が上昇している状態で、例えて言うならキスしたくなるような素敵な吐息(ブレス)の香りだ。そして、市場が潜在的に良い状態であることを示す。

もし、より多くの銘柄が値下がりしている状態なら、マーケットの健康状態が悪いことを示す。嫌な匂いで近寄りたくないような感じだね。

市場は、我々の普段の生活ととても似ているんだ。

このブレスというマーケットの香りを嗅ぐだけで、市場の状況が良く分かる。

一般的に人は、マーケットの状態を感じるために、ダウやS&Pの終値だけを気にしていたりするが、例えば今日の最後の大きな下げの数字だけが、マーケットの状態を正確に示すという訳ではないんだ。

私自身は、セクターのブレスや、市場全体でのブレスの状況の方がより正確に、市場の安定性を計ることが出来ると思っているんだ。

そして、そのブレスで見れば、今日の市場は良いブレスだったんだ。

S&Pは多くの銘柄が値を上げていたし、ナスダックでは、倍の数の多くの銘柄が値を上げていた。

だから私はマーケットの健康状態には自信を持っているんだ。

過去二日下げてはいるが、私はブルを継続している。なぜなら、多くのセクターから上昇の力が見えてきたからだ。

ずっとこの番組を見ていてくれる人は分かるだろうが、私は、銀行、オイル、ハイテクの3セクターがマーケットを引っ張ってきているという話をしていた。これら、市場を引っ張ってきたグループのブレスは、まだ良いが、若干細くなってきた。悪いブレスになるのかも、という危惧はあったが。しかし、今日は、様々なセクターのブレスが良かったんだ。市場を引っ張ってくれてた3セクターだけじゃなくね。

それらが示すことは、市場と、そのベースとなる経済自体も、全般に渡って、以前より格段に良い健康状態になってきてる、ということなんだ。

もし、ダウやS&Pの終値だけで物事を判断してしまってたら、今日はただのネガティブな日としか見えないだろう。しかし、市場のブレスにもフォーカスしていたなら、もっと良い状態だと判断出来ただろう。

実際、市場はとても良い状態になってる。

何がそんなに素晴らしいと、市場のブレスを感じたかだけれど。

1. 通信関係。AT&T。この業界は叩かれまくって、Tは特に突発的な高配当株状態になっているが、良い決算を発表した。

2. GE。GEは、世界経済の状態を移す鏡にもなるような企業だが、CNBCの親会社なので、私は何も言う立場にないが。。。(決算が予想を上回り、アフターマーケットで値を上げてるチャートが表示される)。CATも良い決算を出してアフターマーケットで大きく値を上げている。ハニーウェルの決算もだ。

3.  Wells Fargo。決算前に上方修正がなされた場合に、アナリストの予想が上がってしまい、実際の決算では、失望した結果になることが多いが、今回は違ったんだ。まさに望まれた通りの結果が出ていた。実際、予想がどんどん高いレベルになっていたのにも関わらず、それを乗り越えたんだ。

TARPのお金を実際の貸し出しに回していないと銀行セクターを批判する人も多いが、現時点では、銀行は貸し出しを大幅に増やしてきている。

4. Gilead Sciences (GILD)。この銘柄はバイオテクノロジーのニンニクみたいなダメ銘柄だったが、マウスウォッシュになったんだ。エイズ治療の薬のフランチャイズと成長している心臓病治療のビジネスのお陰でとんでもない好決算を出した。市場は多いに好感した。

5. だが、真打ちは別に居る。私はこの番組でこの銘柄を褒めたことなど一度たりともなかった。
Fordだ。今日12%近くも上昇したんだ。GSが買い推奨を出したし、セクター全体もアップグレードされた。

6. 最後に、インテル、ブロードコム、グーグル。ハイテク銘柄のラリーがない限り市場に活気は出ない。

UPSの決算も良かった。

こんな風に、市場は良いブレスに満ちていたんだ。通信、インダストリアル、銀行、自動車、バイオテック、ハイテク。幅広いセクターのブレス。多くのセクターが上手く回ってきている。我々が何ヶ月間も待ち望んでいたようにね。

最後に、バイオテックや自動車銘柄が上昇するのを見たのはいつのことだっただろう。

今、ほんとに多くのセクターで株価が上昇している。そして、それらのセクターの中には、数ヶ月前にはどうしようもなかったものも含まれているんだ。

そして、この事実こそが、この市場が長続きするものであることを示しているんだ。
これは、ダウやS&Pの終値だけでは判断出来ない。なぜなら、食品や医薬品業界の株が上がっていなかったからだ。だが心配には及ばない。これらの銘柄は、景気後退期に真っ先に買われる銘柄だからだ。


視聴者からの質問:
Q: オハイオ州は、デトロイトの車産業とも関係が深い企業が多いですが、その中でもBIG3から距離を置いて、GT(Goodyear Tire)みたいに上手くやっている企業はあります。実際この一ヶ月で大きく株価は上昇しましたが。それらの企業の株価の今後の推移はどうなるでしょうか?
A: GTなんかは、投機株のグループとして、非常に魅力的に思っている。AA (Alcoa)もそういう投機株の一つだ。international Paperもそうだね。私がヘッジファンド時代にもどったとしたらこうする。これらの、低株価で不当に低く評価されてきた、アメリカの優良企業をバスケットで買う。ただし、財務諸表が健全なことが条件だが。それらをここから買い、下がった時にも買いましていけば、恐慌を回避してリセッションも通り抜ければ、倍になってもおかしくないだろう。だが、投機的だということは理解しておいて欲しい。これらの会社には、やはり問題点もあるからだ。しかし、株価が一桁台の素晴らしい企業は、投機をしたくなる銘柄達ではあるんだ。

Q: イーベイについて。先週スカイプをスピンオフしてIPOするという話がありましたが、これによってまた株価は上昇するでしょうか。
A: 私はこの話を興味深く聞いている。そしてヤフーのことを思い出したんだ。この企業は非常に叩かれ過ぎて、特にスペシャルとは思えない決算だったが、株価は跳ね返った。イーベイの財務は非常に良く、スカイプのスピンオフはさらに良い結果を与える可能性がある。コアビジネスもOKだしね。ペイパルは、買値の2/3の価値しかないと思うが。ただ、そこそこの決算だったにも関わらず、株価が順調なことから、さらに上値を狙える可能性がある株だと思う。スカイプのスピンオフに関しては、面白い投機のアイデアだと思うよ。

ーCM開けー
今日はアースデイだ。環境に良い会社について考えてみようか。Go Green! いいタイミングかも知れないよね? だが、株式投資に関しては、環境に優しい企業が、懐に良い企業になるとは言えないところがあるんだ。オハイオの環境に優しい、素晴らしい企業の例を見てみよう。OC、絶縁材を作ってる。OI(Owens Illinois)はガラスのリサイクルだ。

グリーンフレンドリーな会社に投資をすることは、ドリーマーになってしまうということなんだ。その会社の株を買う=応援するということで、気分がいいかもしれない。だが、金儲けには上手くない方法だ。

これら環境に優しい企業は、業績的には良くないし、今後も良い結果を出しそうにない。そして成長性もだ。成長こそが株価を買う時の重要な指針になる。

だからこれらの株を買うことは、まさにドリーマーなんだ。来年のアースデーも、この先何年ものアースデーでも、お金を儲けていることはないだろう。

オバマ大統領が環境に力を入れるといっても、政府の財政が悪い状態で、どれだけのことが出来るかは分からないし、それが株価に反映されるとは思わない。

投資は、自分の行動の指針を声明発表する場ではない。環境に優しい株を持っているからといって、誰もそあなたがその株を持ってるとは知らないし、だいたい誰もあなたの持ち株を気にしたりしない。

この番組の哲学で言えば、あなたがほんとに環境に優しいことをしたいのなら、投資で可能な限りの大きな利益を出してから、その利益を有効に、人のために使えばいいんだ。

そして相場で利益を出すためには、冷徹な血も涙もない現実主義者にならねばならないんだ。例えばあなたを病気にするかも知れないような会社でもだ。タバコ会社のAltria(MO)みたいなね。決算も良かったし配当も高い。

他にも高配当銘柄がある。オハイオ州の銀行、FirstMerit Corp (FMER)は、TARPから借りた資金を返済することをアナウンスした。政府から金を借りてなんとか頑張ろうとしている銀行を応援すべく株を買うことも出来るが。だから、政府に金を返そうとする銀行のほうを選ぶべきなんだ。投資はチャリティーじゃない。チャリティーは投資の後の利益からなされるべきで、心で投資をするのでなく、頭で投資をするべきなんだ。

この銀行はいい銀行だ。オハイオの他の銀行HBAN, KEY, FITBなんかはストレステストにも通らない可能性が多い。

だから、この勝ち組銀行FMERは、今回の危機が過ぎ去ったとき、オハイオで一番の銀行になる可能性を秘めている。FMERはお勧めだ!

結論:アースデイで、なにかアクションを起こしたいと思うなら、心で投資をするのでなく、頭で投資し、利益を得てからチャリティーをすることを心がけよう。

視聴者からの質問:
Q: このオハイオにあるFirst Solar (FSLR)は、大統領のグリーンエナジー関連のアナウンスメントの影響で、素晴らしいラリーを続けています。これなんかは(先ほどの話に反して)、環境銘柄で、実際に利益も出せるチャンスとなるんじゃないでしょうか?
A: オハイオ企業について調査をしたが、この企業は、もし原油価格が下がっていった時には、非常に割高になってしまう可能性がある。私自身は、石油に関してベアな訳ではないけどね。45−55ドルレンジで相場は推移していくとは思うけれど。ただ、FSLRは、ドイツでは政府の大きな補助金の助けもあって業績を伸ばした。しかし、アメリカ市場で考えると、政府が財政状況が血を流してしまっている状態なんだ。だから、ここからの上昇には懐疑的だ。ただ、この会社はソーラー関連ではベストだとは思っている。だが、ソーラー関連全般で、今後のモーメンタムはあまりないんじゃないかと考えている。

Q: 鉄道関係はどうですか?
A: 私は鉄道関係の未来を強く信じている。私自身UNPを買ってるし、鉄道業界自体は、世界全体で成長し続けいるんだ。中国もそうだね。非常に有望なセクターだと思う。

Q: スーパーローカル銀行のFITBは、その他のナショナルバンクと比べてどうでしょうか。
A: 80年代にGSにいたとき、ローカルバンクで二つ素晴らしい銘柄があった。ひとつはPNC。そしてFITBだ。当時は疑いの余地がなかった。だが、現在はマネージメントが上手くやっていないし、この銀行はそこそこのたいしたことのないレベルで居続けるんじゃないかと思う。だからお勧め出来ない。今は、たくさんの良い銀行が買いたたかれているからね。

〜CM開け〜

不動産

金融危機、月並みな恐慌は、私自身は3月の初旬に終わったと考えているが、リセッションは今も続いている。そして、全てが住宅市場の問題から発生した。そして、住宅市場が改善されれば、全ての歯車が上手く回りだすと考えている。

だが、まず住宅市場自体が底打ちをしなければならない。去年私は住宅市場が、今年の6月末に底打ちすると予想した。あと70日だ。宅建業者の縮小や、住宅在庫も減少、価格の下げ止まりや、中古住宅の販売数の状況から、私の底打ち予想は正しいと思っている。だが、専門家から話を聞きたい。底は遠いと言ってるニューヨークタイムスではなく、ほんとのこの分野の専門家から話を聞こう。

ハイエンドの住宅建築業者のリーダーであるTOLL BROS. CEO Robert Toll氏に話を聞こう。昨年末に話を聞いたとき、いつがボトムかを尋ねたところ「今大底なら有り難いと思ってる。だが、もし底じゃないとしても、そんなに遠いことではないだろう。だって、これ以上悪くなりようがないような状況にまでなってきているんだ」と言っていた。私自身は底がくると見ている。この会社の在庫は2006年第2四半期の91,000戸から 37,000戸まで減少している。

CEO インタビュー:
Jim: トンネルの先の明かりは見えてきましたか?
Robert: 誇張したくはないですが、最近状況が違ってきつつあるのは確かです。過去5週間(グッドフライデーのホリデーを除いて)、予約数、これは契約数ではないですが、契約の前の予約の段階を言いますが、その数が、前年に比べて数字となりました。確かに去年は最悪ではありましたが、少なくとも良くなってきたということは、悪くなっていくよりも確実にポジティブなことです。
J: これまでのインタビューを通じ、今回初めてあなたの口からポジティブな話を聞けました。今までは私の予想を「間違ってるし、楽観的すぎる」と言ってましたよね。大きな変化と言えるでしょう。で、お聞きしたいんですが、そのことは全国的な形なんですか、それとも局所的な限定的な事象なんでしょうか。
R: 一部の地域を除いて全国的な傾向です。80%の地域で、戻ってきつつあるように見受けられます。
J: 素晴らしい! さて、アナリストの中には、あなたの言葉を信用せず、今の現状はマーケットのあやで、また下落するだろう、とだから株価は下がる、というような予想を出している人々が多く居ます。なぜメディアやアナリストは住宅市場にネガティブな状態でいるのでしょうか。
R: アナリストが調べたレポートは古いものなんじゃないでしょうか。そして、不動産の取引自体、内見、予約から実際の登記完了にいたるまでには時間がかかるプロセスであり、レポートに反映されるまでにはタイムラグがあります。だから古いレポートを見ているか、仕事をしていないかのどちらですよ。
J: でも、さきほどセールスが上昇しているし、全国的な傾向だってお話されましたよね。去年に種まきをしてきたことが反映されたとは思われませんか?
R: 確かにそうですね。展示会やVIPセールなんかの成果が出てきてると思います。過去3年間特別セールを続けてきてましたからね。
J: 以前はエリア毎にグレードを出してましたよね。マーケットや学区なんかも含めて。でも止めてしまった。全てFになってしまったから。でも、今の時点で、この国のどこかでグレードを付けれるエリアは出てきてないんですか?
R: 確かに、FやFF,FFFなんてグレードを付けるのは馬鹿げてるんで止めました。いずれ市場が好転すればまたグレードシステムを採用するでしょう。
J: 中間発表はないんですか? 少しはFよりましなところが出てきてるんじゃないですか。そろそろ底打ちしそうだ、なんて発表は出来ないでしょうか?
R: まだそこまでは行ってないと思います。もう少し待たねばならないでしょう。でも、初めて去年よりも良くなった状況が見えてきたことは、非常に嬉しいことです。
J: 有り難うございました。この番組で住宅市場下落以来初めてポジティブな意見をお聞き出来てよかったです。

私は6月末に住宅市場の底付きを予想してる。Robertは、今まで何度も公私に渡り話を聞いてきたが、ポジティブな話をしてくれてなかった。だが今日の話を聞いてますます私は予想が現実のものになると考えている。

Lightning Round:
Q: MCD マクドナルド 1.38
A: ドルが強くなるとダメだなんて言う人もいるが、私はそう思わない。配当もいいし、買いだ。

Q: HSY Hershey 36.06
A: きっと好決算が出るだろう。人々はあまり目をつけていないが、ガソリン価格の下落でスタンドのコンビニは活況だ。HSYもそのいい影響を受けるだろう。マネージメントも良い。15-20%のアップサイドが見込めると思う。買い。

Q: ACN Accenture 26.79
A: この四半期の結果には驚いたが、実際はいい会社だと思う。

Q: LVS Las Vegas Sands 5.87
A: 私はずっとLVSは下がると行ってきてる。財務諸表は悪いし、ラスベガス空港の利用客が11%減っているのが怖い。お勧めしない。あまりに投機的すぎる。

Q: MDR McDermott Intl. 15.79
A: 素晴らしい会社だと思うが、大統領は原子力発電に反対している。今のところモーメンタムはない。

〜CM開け〜
Q: HPQの新CEO Mark Hurdの手腕をどう思われますか。
A: 彼はアメリカのトップ10に入る素晴らしいCEOだと思う。この株価は安い。まだまだ上昇の余地があると思う。

Q: ARO Aeropostale。つい月曜に売り推奨をしてましたが、私は同意しませんでした。たしかにリテールではありますが、まだまだいけると思いますが?
A: 確かに会社のバランスシートは奇麗だし、売り上げも伸びてるし、GSもアップグレードを出した。私の判断間違いだ。

=============================


この記事がお役に立ちましたら、ぜひランキングにご協力下さい!

人気ブログランキングへ  にほんブログ村 株ブログへ

2009年4月22日水曜日

2009年4月21日(火): ジムクレイマー MAD MONEY





今日の株価終値:
Dow Industrials (.DJI) 7,969.56 △127.83 (+1.63%) Volume 424M
NASDAQ Composite (.IXIC) 1,643.85 △35.64 (+2.22%) Volume 2,147M


もしこの番組から一つだけ何かを持ち帰ってもらうとしたら。相場の動きにパニックしてしまう人間は、一銭の利益も得られないっていう原則を忘れずに持っていて欲しいんだ。

恐怖に飲み込まれることは、お金を失う最高のやり方なんだ。昨日はまさにパニックを起こした日だった。相場全体でね。さて、そんなパニックを起こした人々に、今日は何が起こってるかな。ダウは127ポイントあがった。パニックした人々はこの動きをキャッチ出来たかね? 今日の日を、パニックから得られる果実として学びの日としよう。

昨日売った人は、今日の株価を見てどう思うだろうか。馬鹿げたことをしたもんだと気づくだろう。だからあなたはそうなってはならない。

昨日、私は、今の相場が古典的なブルマーケットの状態だと言った。そして、高値から5%の調整が入るまでは買いに入るなと言った。過去の例から言って、ブルマーケットにおいて、5%の下げというレベルで、大抵新たな買い手が現れるからだ。

で、今日の寄り付きで大きく下げたとき。あの時がちょうどこの前付けた最高値から5%下がった地点だった。何が起こったか見たかい。そこから相場は反転に転じただろう。ハイテク銘柄から買い戻された。いつものメンバーだ(RIM, AAPL, GOOG, AMZN)。オラクルも多いに貢献している。ところで、オラクルの上昇の動きに逆らっちゃだめだ。マーケットはこの買収を多いに交換しているからね。

で、あそこがまさに、教科書的な動きをしたところだったんだ。そして銀行株も買い戻された。

昨日誰もがパニックした。政府が銀行を国有化したがってるという間違ったレポートのせいだ。だが私はガイトナーが断固として彼のプランを遂行するだろうといったし、それが実際に起こってる。だから今日、GSやJPMがラリーした。BACも何も問題はない。多くの人が問題があると言っているが、きちんとホームワークをしていないからそんなことを言う。何も素晴らしいとは言ってない。だが、ことさらに悪いことがあるわけじゃないんだ。

そしてオイルが10%下げた。これも株を買う要素だ。これらは私がある程度予想出来たことだが、それ以外に予想しなかった良いニュースがあった。

インダストリアル銘柄で、UTXとCATが良い決算を出したんだ。以前はこれらの株は、相場のサイクルに飲み込まれ、痛めつけられた。これはまさに相場の戦略通りなんだが、その後、コストをカットし、体力を蓄えてたんだ。それと彼らの中国からのオーダーに対してのポジティブなコメントを聞いただろう。
UTXは、状況は改善してきたと言っていたし、特に重要なのは、3月の売り上げが好調だった、と述べたことだ。これは、実際、メジャーカンパニーが初めて3月の売り上げについて、非常にポジティブなコメントを出した例となった。このニュースはまさにブルなニュースだったんだ。

だが、一番不意打ちをつかれたのはコーチの決算だ。ハイエンド商品は一番打撃を受けていたはずなのに。素晴らしい決算を出した。配当もね。ハンドバックのマーケットは落ち着きを取り戻してきたんだ。理解しとくべきだった。

これらのポジティブなニュースを、ベア派は見逃してしまっているんだ。彼らはネガティブなことばかりを考えてる。でも、そういうベアが市場から居なくなってしまいつつあるじゃないか。

パニック禁止を大事な戦略として取り入れて欲しい。今のマーケットのボラに嫌気がさしてるなら、明日にでも売ればいい。びびって思考停止にならなくても、ベア派でいることは出来るじゃないか。ただ、大きな調整の日に釣られて売ってしまうことだけは止めておこう。

結論:完璧にパニくった状態は、昨日以上には上手く働かなかったんだ。明日も、これからもずっと上手くいかない。常により明るい瞬間が待ってる。だから忍耐強くその瞬間を待ち続けよう。そして、冷静さを失っては行けないと心に刻んでおいて欲しい。

視聴者からの質問:
Q: ブルマーケットになってくると、GOLDや資源関係は手仕舞った方がいいんですか。
A: ポートフォリオの10%は、金やレアメタル等の資源でインフレヘッジや、混乱期のヘッジとして使うのはいい方法だと思う。もしそれ以上の割合ならヘッジとしての割合が多すぎるから、売っていい。

Q: 今回の上昇で金融関係のインデックスファンドで利益をあげ、実際、利益を確定してしまった後なんですが、このラリーが本物なら、もう一度買いに入った方がいいかなぁと思っているのですが、そういう行動を取るのは投資家としては、まずいことなんでしょうか?
A:うちの嫁さんの格言がある。株価がもし明日上がると確信するなら、今日今すぐ買うべきだ。例えつい昨日に売ってしまった後だったとしても。私の言いたいことはそれだけだ。

ーCM開けー
さて、今日は二つのアナリストの意見がどう違っているかを見てみよう。
今日GSがHALを買いリストに推奨した。石油関連で今年に入ってから悪いパフォーマンスをしている銘柄の一つだ。同時にJPMが買いから中立にダウングレードした。さて、私がどちらが勝つと思ってるかをお話ししよう。それと同時に、アナリストのシステム的な問題点を指摘したいと思う。そして、石油関連銘柄をどのように判断するかもお教えしよう。

GSでアップグレードを出したアナリストはこの仕事に就いたばかりの人間だ。確かにここ最近HALは値を上げたが、それでもオイルサービス業界のインデックスよりもアンダーパフォームしている。今日アナリストはセクターの全体をアップグレードした。彼は、北米で採掘のサイクル回復の初期段階にたってると判断した。HALは特にその恩恵を受けるとね。GSは第3〜4四半期にかけて、57%の採掘量アップになると考えている。ちょっと楽観的すぎると思うが。でもGSは、ナチュラルガスの需要を満たすためにより採掘がすすむと考えているんだ。そして、HALにとって他の競合よりもアドバンテージが出る。GSがHALを好きな他の理由は、HALが、世界で2番目に大きなオフショア採掘のシェアを持っているからだ。そしてバランスシートが他社に比べ優れている。これらがGSの判断の元だ。

JPMはどうだろう。北米市場はまだまだ良くないと考えてるし、HALはまだ採掘の前段階のところで手間取っていてキングにはなれないと考えている。そして、HALはカンファレンスコールで、3-5%のマージン下落の可能性を示唆していた。そしてJPMは、採掘量は、2011年まで上がらないと考えている。そして、今年で終わる契約の更新が手間取る可能性を織り込んでいる。

さて、どっちが正しいだろう。私なら、GSのアナウンスの影響で株価が上がったところで売る。GSは大きな影響力を持ってるし、バイイングパワーも持ってるからね。GSが押してるんだから、セクターにプラスの動きが出るだろう。そしてそれはあなたに最適な売り場を提供してくれることだろう。しかし、最終的にはJPMの予想が正しいだろう。彼らは、誠実だ。

新人はアップグレードをしたがるもんだ。市場の先回りをしたいと思いたがるんだ。しかし、現実的ではない予想になってしまっている。

だが、ファンダメンタルが未だに悪くなる方向なのに、このような予想は出来ないんだ。メジャー石油会社は採掘を減らしていってる。ナチュラルガスの価格は大きく下がっている。そして、マーケットウォッチの予想では、しばらくその状態が進むと考えられているんだ。

ミューチャルファンドみたいに運用額が大きい場合には、先回りした買いが必要になるが。個人投資家には、そんなものは不要だ。今のタイミングで買うべきじゃない。

それと、GSのアップグレードのタイミングが悪い。4月の頭に出したならまだ意味があった。そしてこれが構造的な問題なんだ。アナリストは何かをアップグレードしていかねばならないんだ。バイ、セル、ホールド。なにがしかのグレードを常に付け付けないといけない。じゃないと、厳格に見えないからね。でも厳格に見えることと、本当に厳格に取り組んでいることとは別の意味合いなんだ。

アナリストはブルすぎるかベアすぎるかのどちらかになる傾向が強い。そして、HALのアップグレードはあまりにブルすぎる。

彼らの仕事だから仕方がないけれど。あなたは、アナリストの中でも、誰の意見に耳を傾けるのか、そしてそのタイミングは正しいのかどうか、確認する必要があるんだ。

GSは確かに非常に高価な調査部門なんだが。だが、私は時に、彼らはほんとにこの番組ほど厳格にホームワークをしてるのか、と思うよ。

私に言わせれば、GSのアナリストのほとんどはまだまだヒヨッコだ。今回はJPMの意見には同意する。HALを持ってるなら、買いの入った時点で売り抜けることだ。

石油関連で勝負したいのなら、採掘等のサービス側でなく、統合企業を選ぶべきだ。その中には高配当のものもある。

OFF THE CHARTS:
私は基本的にファンダメンタリストだし、格安に放置されてる株を拾うのが好きだ。しかし、機関投資家はチャートを用いる。だから、我々もチャートを理解しないと行けない。そこでこの時間だ。

今日はKO。コカコーラのチャートを見よう。

チャート派は、今のレベルから調整が入れば、コークは買いだという。そこでチャートを見てみよう。

2009年の最安値は、2006年の最安値、2004年の最安値、2003年の最安値とほぼ呼応しているんだ。これが長期に渡る安値の抵抗レベルを表している。DeMarkモデルはトレンドの区切りを示す。これを用いれば、株価が40ドルになり、売りの抵抗が出てから、買いのシグナルに変わったことが見て取れる。特に今のレベルなら買いに入るのは非常に安心感があるんだ。

ただ、私はペプシの方が好きだけどね。どちらも、経済が回復することで利益を得る会社だが。今のところペプシの方が一歩先を言ってるとおもう。ボトラーを買収し、より機敏さを持ったビジネスモデルを作ろうとしている。意思決定のスピードもあげ、リテールとの付き合いもより良くなってる。

ペプシのビジネスにおける海外売り上げは、コークに比べ低いが、ドルが強くなれば、ペプシの方に利があるだろう。そして、ペプシは現在海外へ事業を拡大中だし、飲料だけでなく、スナック企業も買収していて、飲料だけのコークよりもアドバンテージがあるだろう。そしてペプシはリストラも進めている。そこで上がってくる資金を新商品開発に向けている。マーケティングにもね。商品価格の下落はどちらの企業にも良いように働く。北米の市場が安定すればどちらも利益を得るが、特にペプシの方に軍配があがるだろう。

結論:チャート的にはコークを買うにはいいタイミングを示している。がしかし、ファンダメンタルで考えれば、ペプシの方が上だ。インベストメントとして考えれば、ペプシを買う方が理にかなうと思う。


視聴者からの質問:
Q: KFT Kraftについて。株主として、商品の品質を大事に考えるべきなのか、それとも利益の上昇を優先で考えるべきなのか、どちらでしょうか。
A: 今のマネージメントは正直に言ってよくないと思う。クラフトは本来安定的な良い商品を持っているし、もっと上手くやれるはずだ。ずっとミスマネージメントしっぱなしだ。今や私はこの会社をフードセクターで一番嫌いな会社としている。

Q: ペプシのCEOをどう思いますか?
A: 私は彼女の大ファンだ。確かにストックは買いたたかれてるが、ボトラーの買収等の動きはもっと評価されるべきだし、今の株価は非常に魅力的に安い。私がGSで1980年代に最初に推奨して以来のレベルなんだ。今は酷い状態に見えるだろうが、彼女のリーダーシップがきっと評価されるときがくるだろう。

Q: BKCはどうでしょうか?
A: バーガーキングの決算は悪かったが。フードインダストリー全体としてはこれから良くなると思う。私ならBKCじゃなく、中国関連でYUM。ペネラブレッドもいいだろう。マクドナルドも、ドル高は悪影響があるが、それでもCEOの手腕を信じてる。

Q: ベアからブルへの転換期を計るシグナルは?
A: 前にも言ったが、インベスターズサーベイ。それとオシオレーター。最も大事なのは、ベア派が市場を独占する状態になることだ。そこが買いに転換する節目だ。

結論:チャート派はコークが買い時だというが、私はペプシの将来性にかける!

Lightning Round:
Q: VMI Valmont Industries 63.09
A: これは非常に素晴らしいコングロマリッドだ。この番組で紹介しなかったのが悔やまれるほどだ。いい株を買った、おめでとう。

Q: AUY Yamana Gold 7.50
A: この銘柄は好きじゃない。ゴールドならエルドラドかGLDの方がいいだろう。ただし、ゴールドはあくまでヘッジとして使って欲しい。ポートフォリオの一部にとどめておくこと。

Q: CREE Cree Inc. 25.20
A: ここらで利益確定しておくべきだろう。Creeはベストバイやテキサスインストルメントやコーニングなんかに連れ高した部分が強い。

Q: MMC Marsh & McLennen 21.26
A: AOCの方がずっといい。AOCはベストなインシュアランスブローカーだ。MMCは売り。

Q: RAI Reynolds American 39.47
A: だめだ。明日すぐにでも売るべきだ。タバコの売り上げは、8ドルの値段のせいで大きく下がるだろう。

CEOインタビュー:
ED Consolidated Edison Inc.

オバマ大統領の反地球温暖化政策で、ユーティリティーのコストアップが懸念される。CO2の排出規制と排出権取引の問題があるからね。法案が通るかどうかは疑問だが、ほとんどのエネルギー関連のCEOは、この法案を嫌っているが、ユーティリティー企業で私の大好きなEDにとっては良い機会だ。EDはこの問題の長期に渡る支持者で、過去五年間で29%のグリーンハウスガスエミッションの削減をしてきている。だが、発電を、47%がガスで53%が石油に頼っている。どちらにしろ化石燃料系だ。既にこの会社の削減レベルは限界に来ているんだろうか。それともそんなに心配しなくてもいいんだろうか。
EDは、誰もが知ってる通り、ジューシーな6.2%の高配当だ。そして35年連続で上げている。ニューヨークが、10%までは許可してるようにね。しかしこのことは、まだ多くのアナリストは予想に取り入れていないことだ。すばらしいユーティリティーストックだ。

ということで、CO2の排出問題について話を聞いてみよう。

Jim:株価が下がって配当が7%のレベルにまでなったんで、私はみんなに勧めてるんですよ。
Bark: 去年の今頃は2%だったからね。私自身今の株価で持ってたなら、この配当だったら安泰だったのにと思うよ(笑)。
Jim: そうですよ。こういう突発的な高配当株を、相場の下げのリスクヘッジとして401Kに組み込むように、人にはすすめても、もっとハイテク銘柄を買いたがったりするんですよ。たいして配当を気にしてないんです。
B: 誰しもが、ポートフォリオの中に、しっかりとした配当を約束する株を持つべきだと思います。我々は長期に渡って会社を営んでますし、ビジネスモデルも保守的です。でも、それが株主にとっての利益となってると考えています。
J: EDのような会社に投資することは面白みがないという人がいますが、相場でのエキサイトメントが利益を約束してくれる訳じゃないですからね。さて、金融が大きな産業を占めるニューヨークですんで、この金融危機のせいでニューヨークの財政状態を怖がる人もいるんですが。そのニューヨークのユーティリティー会社がこの状況下で大丈夫なのか、お話いただけますか。
B: 市の財政にとって、金額ベースでは確かに金融業界の影響力は大きいです。しかし、人口ベースでいけば、その他のサービス業は5倍のレベルです。ですんで、ニューヨークはまだまだ元気になれると思うし、人々はニューヨークでビジネスをしたがってるんです。世界中から人が集まっています。移民局も前年以上の忙しさでした。
J: どうしてあなたはこのCO2規制問題に関して他の会社と違って大して心配されてないんですか。
B: 我々は、発電所自体は既に売却しているんです。10年前に州は利ストラクチャーを行いました。現在我々は、少しの発電所しか保有していません。我々のメインの資産は、電気、ガスと蒸気の伝達と分配のチャンネルなんです。
J: まだ配当を上げることは可能なんじゃないですか。
B: 我々が株主に対する責任として配当の重要性を十分認識しているつもりです。35年間コンスタントに配当を増やしながら出しています。これはS&Pのユーティリティー銘柄で2社だけです。ただ、財務を保守的にすることも、大事なことだと考えているのです。それは長期に渡って健全な経営を続けることに必要なものだと考えるからなのです。
J:どうもありがとうございました。


=============================


この記事がお役に立ちましたら、ぜひランキングにご協力下さい!

人気ブログランキングへ  にほんブログ村 株ブログへ